弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:教えてください。
投稿者:たまきち 投稿日時:2005/10/20 23:57 ---103.60.196
こんにちは。
バイオリンを始めて間もない初心者の者です。
先日知人に楽器を譲っていただいたのですが、楽器についても
まったくの初心者でして、どのようなものなのかわかりません。
どのような楽器なのか教えて頂けないでしょうか?
Suzuki Violin Co.,itd Copy of Antonius Stradivarus 1720 Anno 1955 No.9 Japan と中にありました。
よろしくお願いします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2005/10/21 12:37 ---102.18.144
こんにちは、
Suzuki Violin といえば名古屋のスズキヴァイオリンを思い浮かべますが、当時 No.9 という型番はなかったようなので
「木曽鈴木ヴァイオリン」の楽器の可能性が高いと思います。
それでは!
投稿者:たまきち 投稿日時:2005/10/21 12:56 ---103.60.196
こんにちは。
「木曽ヴァイオリン」なのですね。
勉強になりました。
ありがとうございました。
Q:初心者です
投稿者:スピッツ 投稿日時:2005/10/14 22:50 ---13.36.148
ヴァイオリンの弦について、本当に困っていて書き込み致しました。
どうかよろしくお願いします。
現在ドミナントの弦をし使用しているのですが、一ヶ月もしないうちにボロボロになってしまいます。
毎日弾いてますが練習は人並み程度だと思います。
1日の練習は1時間〜2時間ほどです。
自分で考えた原因としては手汗がひどく、水分を普通の人以上弦に吸い込んでしまっているのか、指に力を入れすぎて弦を押さえ過ぎているか
どちからかだと思うのですが、詳しい方教えて頂けないでしょか。
もちろん使用後は布で弦をよく拭いております。
また少しでも長持ちさせたいので使用後は少し弦をゆるめたいのですが、以前人に聞いたところ、使用後は弦をゆるめないほうが良いと聞いたので、ゆるめることなくそのままでケースに入れてます。
こちらも詳しい方よろしくお願いします。
投稿者:スピッツ 投稿日時:2005/10/14 23:03 ---13.36.148
ちなみに使用弦はドミナントですが、D線はシルバーです。
この弦が一番早くボロボロ(ガリガリ)になってしまいます。
よろしくお願いします。(><)
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/15 00:14 ---6.34.69
なぜ好んでシルバーのD線を使われるのでしょうか?
ドミナントを使う場合、シルバーでなくアルミ巻きのD線を使う人の方が主流だと思うのですが...
ドミナントのシルバーのD線は、シルバーでない他の線に比べてかなり劣化しやすく、特にD線の音色と音量にこだわりのある人が、耐久性がないことを覚悟の上で使用するためのものだと、個人的には思っていました。
耐久性重視なら、シルバー巻きでない方のD線を使われる事をおすすめします。
また、弦をごしごしこするのも、シルバーの皮膜が剥げるため、劣化を早める原因となっているのかもしれませんよ。
投稿者:スピッツ 投稿日時:2005/10/15 23:00 ---13.36.148
弦喜さんご親切にありがとうございました。
シルバーは劣化しやすいとは知りませんでした。。
とても深い音色で好きなので残念です。
しかし、このD線だけではなく他の弦も一ヶ月ほどしか持たないです。
亀裂が入って切れそうになったり、切れてしまったりします。
やはり手汗が原因でしょうか・・・。
弦をしっかり押さえるようにと教わったのでビブラートが出来る程度に強く押さえてますが、これは問題ないでしょうか。
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/16 03:46 ---6.34.161
>亀裂が入って切れそうになったり、切れてしまったりします。
どの場所に亀裂が入るのですか。
どの場所から切れてしまうのでしょうか。
それは、指で押さえる位置ですか。
>もちろん使用後は布で弦をよく拭いております。
どのように拭いているのしょうか
>弦をしっかり押さえるようにと教わったのでビブラートが出来る程度に強く
>押さえてますが
指を立てすぎて、爪があたったりしていませんか
>しかし、このD線だけではなく他の弦も一ヶ月ほどしか持たないです。
E線もでしょうか。E線の一ヶ月後の状態を教えてください。
以上、状況確認のための質問です。
投稿者:M 投稿日時:2005/10/16 07:36 ---214.253.121
>シルバーでなくアルミ巻きのD線を使う人の方が主流だと思うの ですが...
ドミナントのシルバーのD線は、シルバーでない他の線に比べて かなり劣化しやすく、特にD線の音色と音量にこだわりのある人 が、耐久性がないことを覚悟の上で使用するためのものだと、 個人的には思っていました。
耐久性重視なら、シルバー巻きでない方のD線を使われる事をお すすめします
知らなかった。
私今までシルバーのほうが音重視、耐久性があると思ってました。
弦の寿命に関してですが、もっと遡って考えて、
購入した時点で古くなってはないでしょうか?
(古弦を購入してはいないか)案外気にしてない人多いよね
あと汗に強い弦に変えるのもひとつの手だよ。もともとドミナントは寿命は1ヶ月程度だけどね
後は弦喜さんのスレを待ちましょう。
投稿者:スピッツ 投稿日時:2005/10/16 23:00 ---13.36.148
弦喜さんありがとうございます。
>どの場所に亀裂が入るのですか。
どの場所から切れてしまうのでしょうか。
それは、指で押さえる位置ですか。
はい指で押さえる位置です。
>どのように拭いているのしょうか
布で弦にそって5回ほど上下に拭いて後は布を巻いて
ケースに入れております。
>指を立てすぎて、爪があたったりしていませんか
はいこれは問題ないと思います。
>E線もでしょうか。E線の一ヶ月後の状態を教えてください。
E線はゴールドブラカットですが、一ヶ月すると黒くなってます。
Mさんありがとうございます。
>あと汗に強い弦に変えるのもひとつの手だよ。
そうですね、原因が汗であればやはり他の弦にしようと思います。
何かおすすめの弦はありませんでしょうか。。
>もともとドミナントは寿命は1ヶ月程度だけどね
えっ!そうだったんですか(><)もう少し長いと思ってました。
でも二週間ほどしてボロボロになってくるのでやはり人より早いみたいです。
一ヶ月に2回以上演奏会がある時は、二週間以上使っているドミナントはやはり交換しますから経済的に非常に苦しいです。
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/16 23:44 ---6.35.210
回答ありがとうございます。
本当に指で押さえた場所の金属部が劣化しているようですね。2週間でアルミ巻きがぼろぼろになるケースは、今まで耳にしたことがなく、申し訳ありませんが、具体的で効果的なアドバイスはできません。以下、少しでもヒントになればと思い、書きます。
・過去ログ検索で、”汗 弦”をキーワードに検索すると、若干類似の例が出てきており。参考になるかもしれない話題もありますので、一度見てください。
・練習が終わって拭くだけでなく、練習中も暇があれば軽く拭くのがよいかもしれません。
・拭いた後”布で巻いて”、とされている意図がわかりません。湿気と塩分を閉じ込めて蒸らしているようにも見えるのですが...。また布は頻繁に交換・洗濯していますよね。
・ピラストロの弦はトマスティックの弦よりも巻き線は弱いように思いますので、試してみるとすると、別メーカーの、ヘリコア、コレルリ・アリアンス・ヴィヴァーチェ、ロイヤル・オーク・ファイバーなどでしょうか。E線については、金メッキのもの(オリーブ、インフェルド赤など)やチタニウム(ヴィジョン・チタニウム)などが長持ちしやすいように思います。
なお、ドミナントの寿命という場合、一般には巻き線の剥がれをいうのではなく、主には、芯線のナイロンコアの伸び、加えて金属部の若干の劣化によって、音の輝きがなくなることを指す事が多いです。一ヶ月で金属部がぼろぼろになる、というのはレアケースだと思います。
投稿者:スピッツ 投稿日時:2005/10/18 01:32 ---13.36.148
弦喜様さんご親切にありがとうございました。
いろいろ勉強になりました。
今度弦を変えてみようと思います。
本当にありがとうございました。
投稿者:カプリス 投稿日時:2005/10/18 01:43 ---109.80.53
ドミナントを1ヶ月でボロボロにされるとのことですが、手の汗の量が大きく関係していると思われます。ドミナントに限らず、D線はシルバー巻きよりもアルミ巻きの方が長持ちする傾向があります。
伸びにくい・切れにくいという意味での耐久性、巻き線の丈夫さという点での耐久性、耐水性(耐汗性)、巻き線のなめらかさ・柔軟性、など「総合的な耐久性」において、現時点で最も優れている弦は、Warchal:ワーチャル(ヴァルハル)のbrilliant:ブリリアント、だと思います。
ドミナントが1ヶ月でボロボロになる方でも、Warchalのbrilliantであれば2ヶ月持たせることが可能でしょう。音が好きになれるかどうか、楽器との相性が良いかどうかは実際に試してみないとわかりませんが、オリーヴのようなガット弦的な上品で深みのある音なので万人受けは良いと思われます。WarchalのbrilliantのD線は、アルミ巻きとシルバー巻きが選べますが、耐久性・耐汗性重視であれば、アルミ巻きを選択した方が良いでしょう。やや高めですが、高いだけのことはあります。それでは。
投稿者:とらを 投稿日時:2005/10/18 13:35 ---100.58.75
「アルミよりシルバーがボロボロになる」というのは意外でした。
私の場合、20代の頃に使っていたオイドクサですがアルミ巻のA線とE線がボロボロになる事がほとんどで、D線はあまり気にならなかったようにも・・、G線シルバーは表面の硫化変色の黒ずみは発生しても、ボロボロになることはありませんでした。(私もよく手に汗をかくほうです)
よって、素人考えですが、シルバーはゴールドと同じく貴金属の特性で腐食しにくくアルミよりも耐久性があって当然の結果と思いこんでおりました。とはいえ、オイドクサの金メッキ?は割と早く剥げてしまっていました。(いずれにしても、弦に使われているシルバーというのは純銀じゃないのでしょうね。メーカーによっても。)
余談ですが、意外にも、20年近くブランクがあって最近再開、昔使っていたオイドクサのE線アルミ巻が予備で残っていたので試しに使ってみましたが、ボロボロになることもなく1年間も使えるようになっていました。(体質が変わって汗をかきにくくなったのと、弦の押さえる強さが変わったのかも知れません)
ゴールドブロカット(E線)は、すぐに黒くなってしまいますが、ドミナントはD線シルバーでボロボロになることはなく2ヶ月ほど使っていました。(WarchalのD線以外の材質はよく分からないのですが、アルミが使われているのでしたら、オイドクサと同じ結果ということになりますね)
ということで、スピッツさんも、今お若いのなら年齢と共に、弦に対する影響も変化する可能性があるかも知れません。
解答でもないことを長々と済みませんでした。
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/18 22:46 ---6.35.126
>ドミナントのシルバーのD線は、シルバーでない他の線に比べてかなり劣化しやすく
と書いた通り、ドミナントでの話です(経験則です)。他のメーカーの弦でのシルバー巻きが弱いかどうかは知りません。
使っていてもそうですが、使用済みのものを保存しておいた場合でも、ドミナントのシルバーD線は、剥がれるというのか割れるというのか、巻き線が痛んで再利用できないことが多いです。
投稿者:とらを 投稿日時:2005/10/19 00:34 ---100.58.75
弦喜様
>ドミナントでの話です(経験則です)。他のメーカーの弦でのシルバー巻きが弱いかどうかは知りません。
ご指摘ありがとうございました。
私の前レスでは「全てのシルバー弦がボロボロ」という表現で誤解を招きかねない内容になっており、注意力が欠けていたようです。失礼しました。
先ほど、使い古しのドミナントD線(シルバー)を確認してみましたが、確かに、ご指摘のようにボロボロになっていました。
シルバー弦であっても、メーカ・銘柄によってこれだけ違いがあると言うことの認識が甘かったようです。
-------------
前レスを読み返してみると、ほかにも間違いがありました。
>(WarchalのD線以外の・・
Warchalではなくドミナントです。失礼しました。
(一時Warchalも使っていたので、頭が混乱していたようです)
投稿者:teku 投稿日時:2005/10/21 00:50 ---132.136.24
こんなところで、しゃしゃりでてすいませんが。
張力データを見ると、ドミナントのD線の銀巻線は直径がアルミ巻線より細いです。また張力はアルミ巻線よりも大きいです。
このことから推測すると、同じかそれより細い芯線で大きい張力を出している銀巻線は芯線の寿命が短いのでは?
重くて張力がある線なので音量が大きい?巻線の寿命はアルミより銀のほうが長そうですが、芯線の寿命が主に利いてきそうに思いました。
どちらも使ったことはありますが、ど素人なので違いがよく分らなかったです。
Q:質問があるのですが・・・
投稿者:sachio 投稿日時:2005/10/16 19:36 ---10.34.57
六歳からバイオリンを習っています高校2年生です。いま現在使っている楽器は1998年製michele zubencoなのですが大変気に入ってます。そこで諮問といってはなんですがこの製作者について詳しいことを教えてくれませんか?
投稿者:高橋 明 投稿日時:2005/10/17 00:04 ---99.110.13
Michele Zubencoは、クレモナ製作学校時代の私の同級生です。
ロシアのモスクワ出身で、1997年にクレモナのヴァイオリン製作学校に入学しました。年齢はほぼ私と同じくらいです。(私は1970年生まれです)
私は2000年に3年生に編入しましたのでその時に同じクラスになりました。
ですので、1998年の作品ならば、彼が学校の1・2年生の時のクレモナでの作品ということになりますね。(学校は5年制です)
でも、彼はクレモナに留学する前に、故郷のモスクワにて、ヴァイオリン製作者の父親に付いて修行しておりましたので、入学時にはかなりの腕前だったとのことです。
2003年の学校卒業と同時に故郷から奥さんと子供3人を呼び寄せてクレモナに工房を開きましたが、噂では本年家族と共に故郷に戻ったらしいです。(最後は未確認情報です)
参考になりましたでしょうか?
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/17 17:26 ---6.35.140
>>高橋 明さん
少し質問を重ねてよろしいでしょうか。
ちょっと検索をしていると、下記の名前があがりました。(微妙に違います)
1.Michele Zubenco
2.Michle Zubenco
3.Mikhail Zubenko
1.と2.は日本の楽器店などの掲載、3.はeBayオークション出品(ラベルがMikhail Zubenko1998 となっていました。)&イタリア語のHPのものです。
名前の方は欧州によくある名前で国よりミカエル/ミッシェルなどと変化していくもおであり、名字もZubencoの方が南欧風に見えますが、イタリア時代の本人の名前としてはどれが正しいのでしょうか。(ラベルでは変えている例がありますので、一致するとは限りませんが...)
P.S. チェコの楽器製作コンクールで優勝など、クレモナでのご活躍のご様子は日本人としてうれしく思います。
投稿者:高橋 明 投稿日時:2005/10/19 01:12 ---99.110.70
弦喜さん、どうも。おひさしぶりです。
作者の名前の件で、わたしも自分の記憶が不安に思い
学校時代の名簿を見てみました。
学校の名簿で、登録された名前は、「Mikhail Zubenko」となっていました。ロシアでのMikhail(ミカエル)は、イタリアではMichele(ミケーレ)になりますし、イタリアではアルファベットのKは使わずCに置き換わりますので、クレモナ滞在時はラベルにはイタリア風に「Michele Zubenco」と書いてあったのかもしれません。
もちろん、ロシアでは文字も変わりますので、ロシアでの正規表記や正規の発音でどうなるかはわかりません。
学校では、「ミカエル」と呼んでいたと思いますが、我々友人仲間では愛称の「ミーシャ」で通っておりました。
とりいそぎ
投稿者:sachio 投稿日時:2005/10/19 19:20 ---10.34.57
こんばんわ。これを言い訳にしてよいのか分かりませんが学生の本業である勉学の方が忙しく拝見するのが遅くなってすみません。詳しく調べていただき本当に心から感謝を述べたいと思います。特に高橋明さんと同級生と聞き以前にまし製作者に親近感が湧きます。もし時間がありましたら日本の学生が貴方の楽器を愛していて、毎日精進してると伝えてもらえませんか?ちなみに私の楽器にはmichele zubencoと書いてありました。最後にプライバシーに関わるかもしれませんが高橋明さんの工房はどちらにあるのですか?
投稿者:高橋 明 投稿日時:2005/10/20 21:53 ---99.109.54
sachioさん、
もし彼がまだクレモナにいるようならば、街で会えるとおもいますので伝えておきますね。
ちなみに私の工房はクレモナにあります。
(現在一時帰国中なので、大阪の実家におりますが・・・)
Q:フルに買い換え時のアドバイスを教えて下さい
投稿者:みゆ 投稿日時:2005/10/18 22:08 ---8.35.79
初めまして・・・
子供が今度 フルサイズに買い換えなきゃいけない時期が来まして
オークションも含め いろんな楽器屋に行ったりなんかして 見てるのですが・・・(20〜40万ぐらいの予算内)
それで 3つ程 いいなと思いましてアドバイス下さい
一つは 鈴木の1500の美品で中古(傷 クラックなく) 二つは 新品のブルガリア製の手工製
三つ目は イタリ―製もしくはフランス製で中古(オールドかモダン)でクラックを修正済みの健康体
いずれも予算内のものなのですが・・・
私ならこれを選ぶ・・・みたいな アドバイスを教えていただけたら。
よろしくお願いします
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/19 02:23 ---6.35.126
一つ目、二つ目は、同じメーカーであっても個体差があり、当たり外れがあります。(二つ目がもしSofia(値段からすればAmadeusグレード?)であれば、いろいろな職人/製作者がブルガリアで本体を仕上げてアメリカでニス塗りをしたものであり、作者による個性があります。)三つ目は値段からすればイタリーではなくフランスの量産(手工量産含む)の可能性が高いでしょうが、これも音・作り・状態ともにピンキリです。
お子様の末長いお相手となるのですから、お子様といっしょに行って、お子様が見て触って弾いて、惚れ込んだものにすればよいのではないでしょうか。(横で聴いていて、よほど音が響かないなどの場合は別ですが...) 大好きな楽器で弾くのが一番です。
以上、私見ですが、ご参考まで。
投稿者:みゆ 投稿日時:2005/10/19 15:31 ---119.184.37
同じメーカーであっても 個体差があるのですね・・ それは 微妙にでしょうか?? 違う種類のは比べてはきたものの 同じ種類で音とか 今まで比べた事 考えた事ありませんでした・・
聞き分けもなかなか素人には 難しくて・・
アドバイス 有難うございました
ところで クラックしたものは修理したら 万全なものなんでしょうか??
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/19 23:02 ---6.35.99
工場製の量産楽器でさえ、良くなる鳴るもの、鳴りにくいもの、弾きやすいもの、弾きにくいものがあります。両極端を比較すると、すぐにわかる差だと思います。
一つ目の楽器は、職人の手が入っていますので、ある意味手作りであり、それぞれ個性があります。
二つ目の楽器も手工製であれば、同じ人の楽器でも鳴り方は異なり、もし違う作者のものをひっくるめたメーカーであればもっと差があります。
クラックですが、「怪我はなおっているのですが万全でしょうか」ときかれても、その怪我の場所や度合い、治療の腕などがわからないと、答えられないのと同様です。
f字からのクラックやサドルクラック(テールピースの両側)の短いもので、上手に修理されているものであれば問題はないと思いますが...
投稿者:みゆ 投稿日時:2005/10/20 01:08 ---4.58.64
アドバイス有難うございました
なんせ素人なもので最近 バイオリンの事を調べた次第でありまして・・
同じものが10あるとすると 10の個性があるのですね・・どれも同じかと思いました 同じものを弾き比べた事なんて 一度もなかったものですから・・たいていお店に行くと 違う種を何点か出してそれを比較するだけですから・・
いずれにせよ 目で見て触って確かめなきゃ いけないのですね。確実性を求めるのであれば
ありがとうございました
Q:中国製バイオリンについて
投稿者:奈津子 投稿日時:2005/10/12 09:37 ---186.156.55
初めてお便り致します
オークションに「PiccoliniBLV-80」という中国製バイオリンが出品されていました。いろいろ調べて見たのですが、このような名称のバイオリンはみつかりませんでした。
どなたかおわかりになる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。宜しくお願い致します。
因みにお値段は3万円位での出品です。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2005/10/13 12:37 ---39.20.71
こんにちは、
PiccoliniBLV-80 調べて見ましたが解りませんでした。
申し訳ございません。どなたか解る方いらっしゃいましたら情報よろしくお願いいたします。それでは!
投稿者:teku 投稿日時:2005/10/13 16:59 ---12.30.77
つれなすぎるとは思いますが、検索すると以下にあります、
http://www2.ezbbs.net/19/kreisler_music/
http://www.rotatingparts.com/kreisler/kochnski_900_10-7.html
投稿者:どんちゃん 投稿日時:2005/10/14 13:24 ---219.237.194
もしかして出品されている方はKMJさんですか?
PiccoliniBLV-80のことはわかりませんが、私は先日、
KMJさんでSTV-800Eを購入しました。
素晴らしい楽器でした。
購入までにメールで何度も相談させていただき、
その都度丁寧にアドバイスして下さいましたので、
安心して購入することが出来ました。
出品者がKMJさんでしたら、メールで問い合わせて
みてはいかがでしょうか?
ちなみに私は初心者ですので、かなりヘンテコな質問を
してしまった気が・・・。
投稿者:奈津子 投稿日時:2005/10/14 14:54 ---186.156.55
teku様
コメントありがとうございました。
記載してくださったサイトを見て疑問は解消しました。今後はこのアドレスを活用させて頂きたいと思います。
どんちゃん様
おそらく、出品された方はKMJ様若しくはそちらの関係者の方かと思います。
サイトに書かれていた楽器のコメントと、オークション内に書かれていた楽器のコメントが同じでしたから・・・・
直接お尋ねしてみようと思います。
(何か意味深に書かれていたオークション内のコメントの意味が良く判りました。)
皆様ありがとうございました。
こちらの皆様はとても親切ですね!
また宜しくお願い致します。
投稿者:楽器ファン 投稿日時:2005/10/19 01:08 ---73.162.212
STVも良いのに当たればラッキーですが
製造は広東の200人規模の大工場の量産と記憶しています。
アメリカでもワンサカありますね。
私には鈴木VNとかと同じに見えてしまいます。
販売業者さん達は中国製というイメージを払拭させるためなのか
アルファベットのラベルを入れることが多いようですね。
Q:子供のバイオリンを割ってしまいました
投稿者:愚かな母 投稿日時:2005/10/18 07:22 ---50.87.150
はじめまして。10分の1のスズキバイオリンを、ケースにしまおうとしたとき、急いでいたため、ぎゅっと上から押したところ、表板、f字孔の下が、ばりっと音をたてて割れてしまいました。短いのと長いの、2本のひびが入った状態です。私は素人なのでよくわからないのですが、やはり音に影響があるのでしょうか。来月、発表会で、毎日、真剣に練習しなければならないのになんてバカなことをしてしまったかと落ち込んでいます。修理は幾日くらいかかり、また、お値段はどの程度でしょうか。お教えいただけたら幸いです。とりあえず、明日、習っている先生に、同サイズのバイオリンを貸していただけるか尋ねるつもりです。
投稿者:セロ轢きのGosh 投稿日時:2005/10/18 20:13 ---83.39.162
誰もコメントしないようなので、素人の気休めですが一言:
(あ、但し、何十万もの楽器を持たせて英才教育しておられるなら読まないで下さいね。)
表板にひびが入って音に影響しない訳はありません。 が、1/10のヴァイオリンをそれなりの歳の子供が弾くんですから、ひびがあろうが無かろうが、碌な音は出ないでしょう(というのが、ウチの1/8を見ての実感です)。 実際、お子様に弾かせて見て、明らかに音が変わった・変な音がするのが判りますか? 判らなければパニックになる必要はないでしょう。
修理代にいくら掛かるかは楽器屋さんで見てもらわないと判らないと思いますが、小生だったら(とりあえず弾ける状態なら)無理に直しはしないでしょうね。 どのみち直ぐに1/8に換えることになるでしょうから。
とりあえずは先生から同サイズのを借りられるといいですね。
Q:ガルネリの写真集ありますか?
投稿者:oz 投稿日時:2005/10/17 17:48 ---9.136.42
最近、ガルネリ(デル・ジェス)に興味を持っています。
写真集は、どこかの出版社からでているのでしょうか?
海外のサイトを探さないと見つからないですか?
どなたか情報をお願いします。
投稿者:セイジ 投稿日時:2005/10/17 18:25 ---151.3.240
Peter Biddulph刊
Giuseppe Guarneri del Gesu という本があるようです。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~koga-gen/book/book1.htm
投稿者:rio 投稿日時:2005/10/17 18:59 ---148.53.97
私もこの本お勧めします。
原寸大で書かれていて、見ごたえがあります。
投稿者:oz 投稿日時:2005/10/17 20:00 ---9.136.42
ありがとうございます。
それにしても立派な本ですね。
値段が値段なので、何とか無料でみられるところを探してみます。
投稿者:rio 投稿日時:2005/10/17 21:42 ---29.242.228
図書館にある確立は低いですが
製作家の手元にある確立は高いと思います。
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/17 22:55 ---6.35.66
手元にあるものから紹介します。
・The Violin Makers of the Guarneri Family, 1626-1762
Amazon,co,jpにて購入できます。ペーパーバックスになってずいぶん安くなりました。(私は、昔のちゃんとした装丁のものを持っています。)
Hill著で有名な本です。写真は白黒が主で、いくつかカラーが混ざっているという感じだと思います。デルジェス以外のグァルネリのものも含まれています。
・I Centenari dei Guarneri 1698 - 1998
Guarneriファミリーの楽器の写真集です。海外になりますが、例えば
https://www.tonewood.sk/frames.php
などで買えます。(私は別の海外サイトで買いました。)
デルジェスのものも2〜3点のっています。
・The Violin Masterpieces of Guarneri del Gesu
PETER BIDDULPH LONDON 1994
デルジェスを集めて展示会を行った時のカタログです。
25台の写真とサイズ・説明がのっています。
(日本のヤフオクで落札したので、通常どこで手に入るのかはよくわかりません。)
これをなんとか見つける事をおすすめします。
・IL VIOLINO DI PAGANINI
本ではなく、DYNAMICというレーベルから出ているCANON砲写真付き&アッカルド演奏CD
内部の写真なども含む説明(英文)の小冊子と、実寸大のポスターが同梱されています。時々日本のヤフオクなどでも出品されています。
投稿者:oz 投稿日時:2005/10/18 19:24 ---9.136.42
回答ありがとうございます。
ある楽器店のウェブ・サイトに
The Violin Masterpieces of Guarneri del Gesu
PETER BIDDULPH LONDON 1994 が
ありましたので問い合わせてみたいと思います。
Q:Warchal の読み方について
投稿者:磯の珍味 投稿日時:2005/10/16 11:22 ---113.41.205
半年位前この掲示板でWarchalの読み方で書き込みがあったようですが、この時の読み方の「ワーチャル」違和感があったので書き込みさせていただきます。(外国の人の読み方だと英語読みやドイツ語読み、等で違うのである意味どうでも良いかもしれないのですがなんとなくピンとこないもので)このWarchalは少し前まで日本に良く来ていたスロヴァキア合奏団の指揮者&ソリストのボフダン・ヴァルハルとボフダン・ヴァルハルJrが新しく作った弦ようですね。来日していた時の表記がヴァルハルになっていたもので、ちょっと古いファンとしてはこっちの方がなじみがあって...ヴァルハルで検索されればスロヴァキア合奏団とのCD情報などが結構引っ掛かってきます。もし参考になればと思い書き込みさせていただきました。
投稿者:falbo 投稿日時:2005/10/16 15:25 ---15.27.224
まったく賛成です。
この弦が新しく売り出された頃にスロバキアのヴァイオリン奏者が開発した・・・とコメントされていました。
そういえばスロバキア合奏団は、確か指揮者なしのアンサンブルで、来日したときヴァルハル(カッコよく弾きふりをしていました)という名前が、バンハルとか何かで、とても変ちくりんな読み方をしていたマスコミもあったように記憶しています。
でも、最終的にボフダン・ヴァルハルという読み方が大勢を占めたようでした。
原語の発音とは違うと思いますが、何でもかんでも英語読みにして、平気な顔をしているのは、無神経のような気がします。
投稿者:でんすけ 投稿日時:2005/10/16 17:50 ---2.10.217
>何でもかんでも英語読みにして、平気な顔をしているのは、無神経のような気がします。
では、ベートーヴェンは独語読みでベートホーフェンと読んでらっしゃるのですか?
投稿者:QB 投稿日時:2005/10/16 18:00 ---59.238.206
何でもかんでも、勝手な読み方をつけて、いざ他の国では通用しない(通じない)で赤っ恥かくよりは、もし一つの読み方に統一するとするならば、多くの国で通じる読み方をするほうが(多くの場合英語読み)、よほど今の時代賢明だと思います。
投稿者:goett 投稿日時:2005/10/16 18:21 ---25.228.61
>多くの国で通じる読み方をするほうが(多くの場合英語読み)、よほど今の時代賢明だと思います。
条件付きで賛成です。たとえば、でんすけさんの出されている「ベートーヴェン」、あるいは「オーストリア」などの定着した表記を、いまさら原語に近いものに変えようとするのは、あまりにナンセンスです。
ただし反対に、時流はむしろ、英語読み(ないし欧米読み)を離れ、原語に近い発音で呼ぼうという方向になっているシーンが多いのも、また確かです。
たとえば世界史の教科書では、かつての「プロシア」が「プロイセン」となり、「ワイマール」が「ヴァイマル」となっています。一般世界でも、「マホメット」ではなく「ムハンマド」、「ジンギスカン」ではなく「チンギス=ハン」と表記されることが多くなっています。
今回の例に関してはどうでしょう。英語読みにするのではなく、原語で呼ぼうという感じ方があるのも、しごく自然だと思います。ただし一方、スロヴァキアは昨年春にEUに加盟、ますます英語教育も盛んになっています。弦を作った人自身、英語読みで呼ばれることが十分に想定内であるのも、また確かだと思います。
この例の場合、両方に一理があり、どちらでもいいのではないかというのが、わたしの感じ方です。
投稿者:hill 投稿日時:2005/10/16 21:36 ---171.209.193
カタカナで表記してしまうから違和感がでるのでしょう。
口頭で伝える場合は相手がわからなくてもすぐに補足できますからどちらでも問題ありませんし文字にする場合はWarchalとすればいいと思います。
あくまで実用の話ですが、英語読みが世界で広く通じるのは間違いありません。
もし敬意を表して原語の発音にしたいのならそうしてもいいでしょう。
要するに、個人が好きなようにすればいいことだと思います。
今年はマイケルはぜんぜん駄目でしたね…
投稿者:CABIN 投稿日時:2005/10/17 18:21 ---114.112.42
カタカナ表記はさまざまですね。
[Tourte]トルト,トゥールト,トルテ,トゥルテ,トウルテ,トゥールテ
[Pernambuco]フェルナンブコ,フェルナンビーコ,ペルナンブコ,ペルナムブコ,ペルナンビューコ,ペルナンビーコ
どれが良いか悩むところですが,私は,どうも最初に見聞きしたものが刷り込まれているようです。
私にとってTourteはトルテであって,もし発音がそうであっても今更トゥールトとは気恥ずかしくて云えないんです。(トゥールト派の方ごめんなさい)
なので,気になるのであれば,個人的には原語がわかれば原語表記付き「トルテ:Tourte」が良いかなと思ってます。まあ国によってはテキスト文字で表せないものもありますが....
投稿者:Cello 投稿日時:2005/10/17 20:45 ---177.83.221
Tourteを発音記号で表記すると[tuʁt(ə)]その内、uとʁ(文字化けしてしまいますがRをさかさまにしたものです)が日本語には存在せず。一音節目が閉音節ではカタカナ表記も数種類になってしまうのでしょう。そもそも五つの母音で十六の母音(フランス語の場合)を表記することに無理があるわけですからある程度のところで妥協せざるを得ないのではないでしょうか。次いでながら、短母音と長母音の対立のないフランス語を母国語とする人たちには、大野さんも小野さんも同じように聞こえます。スペイン系の人たちには四郎も二郎も同じように聞こえるようですし、そう神経質にならなくても良いのではと思います。ただ表記するときはHillさんCabinさんの仰るとおり原語の綴りを明らかにするのが親切で便利でしょう。
投稿者:弦語 投稿日時:2005/10/17 22:57 ---27.98.235
もうこのへんでこの話題は終わりにしませんか?
内容がちょっと横道に逸れているような気がします。
比較言語学や記号論のサイトではないのですから?
投稿者:ぼこ 投稿日時:2005/10/18 11:09 ---189.151.69
僕には、新鮮で楽しい内容です。
トゥールトなんて発音するなんて!
実際外国で話をするときには楽器屋さんでトルテ見せてくださいといっても通じないのかもしれませんね。
Q:マルテレの弾き方について
投稿者:どらねこたま 投稿日時:2005/10/01 21:57 ---44.30.126
マルテレの弾き方がよく分かりません。
弓が動き出す前に弦に圧力を加えておき,弓が動き出した瞬間に手の力を抜き,弓を勢いよく走らせるのがコツのようなのですが・・
もし,このようなバイオリンの基本奏法を詳しく解説したビデオなどあれば教えてください。
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/10/01 22:27 ---6.34.134
http://violinmasterclass.com/martele.php
参考まで。
投稿者:どらねこたま 投稿日時:2005/10/17 13:10 ---166.55.94
>弦喜さま
バタバタ忙しくしておりまして回答が遅れ申し訳ありません。
よいアドレスをお教えいただきありがとうございました。
大変参考になります。
Q:フレンチ・モダンについて…
投稿者:ミィねこ 投稿日時:2005/10/20 21:21 ---125.187.206
フレンチ・モダンのバイオリンの購入を検討しています。
以前この過去ログの中で、フランスのモダンヴァイオリンの資料をまとめた8段階の評価なるものがあるとストラッドの店員様がおっしゃっておられましたが、参考までにどのような作者がどのような順位にランクインしているのかお教え下さい。
よろしくお願いします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2005/10/21 12:15 ---102.18.144
こんにちは、
その資料とは「東京音楽社」の「楽器の辞典ヴァイオリン」です。
図書館などにある場合がございますのでぜひお探し下さい。
ただ資料としては少し古いと思った方がいいです。
(評価や価格など)
A〜Hの段階評価されていますが
A評価 Bernardel G.A
B評価 Hel P.J
C評価 Hel P.J.Hその他多数
D評価 Audino.N.D
E評価 Bailly.Pその他多数
F評価 Darche.Hその他多数
G評価 Germain.Eその他多数
H評価 Blondelet.H.Eその他多数
全部は書ききれませんが、この本の評価です。それでは!
投稿者:ミィねこ 投稿日時:2005/10/21 18:30 ---134.232.73
ストラッド店員さま
どうもありがとうございました。早速探してみます。
昨今、人気のイタリアン・コンテンポラリーには手が出せないので、価格のリ−ズナブルなフレンチ・モダンをと考えているところです。
ストラッドのショップにも在庫リストには載っていないけれども100万〜200万円ぐらいで、お手頃なフレンチ・モダンがありましたら是非お教え下さい。