Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:オールドと中古の違い
投稿者:りえ     投稿日時:2005/09/11 11:16  ---41.249.70

はじめまして。
バイオリンは始めたばかりで詳しく解らないのですが、
「オールド」と「中古」って違うんですか?
「オールド(=中古)」と説明してあるHPとかもあるのですが、
普通楽器を扱っている方は区別すると聞きました。
具体的にはどうに違うんですか?
また、古ければいいってものじゃないのでしょうか?

投稿者:?     投稿日時:2005/09/11 11:35  ---110.60.42

日本語と英語なので直接比較はできないし、ニュアンスも微妙で厳密な違いを定義できる人はまずいないと思われます。それを前提にしてですが、オールドはプラスのイメージ、中古はマイナスのイメージで一般には流布しているのではないでしょうか。オールドを日本語に当てはめると骨董(実践的)、中古を英語に当てはめるとUSEDが適当かと思います。よってオールド(骨董)は高く価値があり、中古は定価から価値が落ちて安い。バイオリンの作りが丁寧で加熱で板を曲げたようなものでなければ、時間の経過とともに音は良くなると言われています。加熱の場合には元に戻ろうとする力が働くので時間とともに形が歪み、劣化します。接着をニカワの代わりに化学接着剤を使った場合も修復がほぼ不可能なので著しい劣化と共に価値が失われます。もっとも劣化という意味ではオールドももちろんその範疇であることに間違いありません。こうは書きましたが、文頭でも僭越に述べたように、車が古くなって中古のはずが、いつの間にか人気が出て、ヴィンテージと呼ばれる場合もあるでしょう。こうなると、果たしてどこで線引きをするのか・・・あって、ないような部分もあるかと思います。ゆえに明確な区分はあって、実はない。こんなところかと思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/09/11 11:47  ---6.35.251

ヴァイオリン族の楽器を専門に扱うお店において、ヴァイオリン族の楽器に対して、オールドという言葉を使う場合、その使い方には暗黙の了解があるようです。

左上の過去ログ検索にて
オールド モダン コンテンポラリー
の3つのキーワードを同時に入れると、過去の関連のQ&Aが多く見られます。

投稿者:りえ     投稿日時:2005/09/11 12:15  ---41.244.186

ものすごい早いレスをありがとうございました。
驚きました。
オールドはプラスのイメージ、中古はマイナスのイメージ。
これ、解りやすくてうれしいです。
でも明確な区分はあって、実はない。
これも解りやすかったです。

オールド モダン コンテンポラリー、をキーワードに入れて、過去ログを読ませていただきました。
ありがとうございました。

Q:ペグ穴について
投稿者:AYA     投稿日時:2005/09/10 21:44  ---189.79.51

こんばんは。
バイオリンの事について質問させて下さい。

時期的な事もあると思うのですが、ペグがとても硬く、なかなか回りません。
先生に、調弦に苦労するので一度穴を削って広くしてみたらどうかと言われました。
ペグチョークじゃ駄目ですかと聞いた所、その先生はあまり勧めませんでした。
これからずっと使っていく楽器のつもりなので、勇気を出すのも必要かなと思っています。
そうすると大体の予算はいくら位になるんでしょうか…?
また実際に削った事のある方、色々お話を聞かせて下さい。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/09/10 22:30  ---6.35.251

自分でやるなら、
1)ペグソープ/ペグソープ(市販のもの)
2)巻き方を変えてみる。(下記参照)
http://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/wirbel.htm
くらいでしょうか。

ペグ孔をあける道具と、ペグを削る道具をお持ちで、またペグの調整に手慣れているのであれば、自分でもできますが、ほとんどの人は慣れていないと思います。

例えばストラッドさんのところでのペグの調整費用は、上の「修理・調整」から参照できますので参考にしてはどうでしょうか。単に調整するだけなら、そんなに費用はかかりません。大抵は、ペグ調整で済みます。高くてもペグ交換以下の費用で済みます。

また、まっとうな楽器店/弦楽器工房で購入した楽器であれば、購入店に、ペグの調子がおかしいと持ち込めば、無料で調整をやってくれる可能性も高いと思います。

投稿者:cremona2号     投稿日時:2005/09/11 07:01  ---0.38.8

原因が特定されていないのに安易にペグ穴を削るべきではありません。弦楽器専門店に行って相談するべきだと思います。

Q:弾いている間に音が高くなる
投稿者:滋賀県民     投稿日時:2005/09/08 23:09  ---106.112.245

こんな便利なサイトがあるんですね、さっそく質問させてください。バイオリンでガット弦(オイドクサとオリーブ)を使っています。弦を張り替えて1週間程度は音が安定しない、というのは承知しているのですが、私の楽器は一週間どころかいつまでも弾かない時は音が下がり、弾いている間にどんどん音が高くなっていきます(特にAとD線)。練習中はこまめに調弦できますが、アマオケの中で弾いていると、音が狂っていくのは分かるものの、手直しすることができないので本番前は心ならずもナイロン弦に替えています。ペグの巻き方も外向き、内向きいろいろやってみましたが変わりません。「音が高くなっていく」この症状を解決できる方法をご存じでしたら、是非ご教示ください。

投稿者:NY     投稿日時:2005/09/08 23:17  ---95.242.247

中途半端な知識しかない私ですが…
最近、工房にペグの調子が悪く、チョークもコンポジションをつけても全然駄目で、音程が狂うといって、みてもらったところ、ペグがでこぼこしていて、ペグを入れる穴に全部の面が接していないといわれました。
その打開策として教えられた物は、とりあえずペグを変えるか、穴を埋めて再度開けるというものでした。
なので、一度ちゃんとした職人さんに、楽器を見てもらって適切なアドバイスを頂いてはどうでしょうか?

弦なので全く関係ないのかも知れませんが、一応参考になったら良いなぁと思い、投稿させて頂きました。
尚、無関係でしたら、ストラッド店員様、削除お願い致します。

投稿者:杏     投稿日時:2005/09/08 23:42  ---147.50.102

初期の弦伸びが激しい時期が1週間、その後安定するのに一月程度はかかります。後半は弾いているうちに、指の圧力で弦が伸びて音が下がるという現象も見られます。

でも、高くなるということであれば、上記の現象ではなくて、練習前と開始後で環境が違いすぎるためではないでしょうか。温度が上がると低くなり、湿度が上がると低くなります。なので、夏場、外を持ち歩いて、エアコンの利いた練習場所でいきなり調弦すると、室温に慣れるにつれて、音は高くなります。ガットを使うのなら、練習開始前30分はその環境に馴らしてあげてください。

その他に、駒が安定していないと、調弦後に傾いて音が変わりますが、この場合はナイロンでも同じ現象がおきるはずです。ただし、弦の太さが駒の溝に合っていない場合は、太いガット弦でだけ起きることもあります。一度、ガット弦に合わせて調整してもらうといいですよ。

投稿者:みみ     投稿日時:2005/09/09 12:54  ---13.138.250

 オリーブを使わなくなって何年になるのかもうわからなくなりましたが、止めた理由は音程が安定しないからです。杏さんが言われるように気温や湿度の影響を受けやすく、私の場合は特にA線で悩まされました。下がる上がる両方です。
 ガットは金額的にも安くないですから、ナイロンというか新素材系の弦に切り替えていろいろ試しているうちにガットには戻れなくなりました。
 自分の演奏環境によっては、割り切らざるを得ないかもしれないですね。

投稿者:滋賀県民     投稿日時:2005/09/10 23:53  ---106.112.166

皆さま、アドバイスありがとうございました。温湿度の急激な変化はあまりないとは思うのですが、私のほかにも「上がる」方がおられるんだなあ、と妙に安心したり…。いずれにしても駒とかペグとか一度専門家にみてもらったほうがいいのかも知れませんね。名前のとおり滋賀在住ですが近辺で調整してもらえる楽器店、工房などご存じでしたらご紹介いただけるとありがたいです。

Q:お尋ねします
投稿者:Snowーwhite     投稿日時:2005/09/09 18:06  ---1.109.75

只今イタリア製バイオリンに魅せられており、オークション上、気に入ったVn.が2点ある(「Mirko Paladini」2年前製造のものと「Massimo Ardoli」20年前製造)のですが、それぞれのグレードはわかりませんが中古でほぼ同じくらいの金額でした。
購入しようか否か迷っており、製作者についてよくわかりませんので、どなたか「Mirko Paladini」と「Massimo Ardoli」について何かご存知でしたら教えてください(後者の方は、ネット検索で多少認識いたしましたが、特に前者の方についてはよくわかりませんでしたので・・・)。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者:よが     投稿日時:2005/09/10 01:35  ---250.9.158

こんばんは.

正直なところ,Google 検索しても日本語のページしか
ひっかからない外国人製作者名の楽器というのは出品者本人と
面識があるか,返品可能(試奏可能)でないとさけたほうがよいの
ではないかと思います. イタリアで印刷したラベルを貼って
イタリア製ということも出来ますし.

もちろん,リスク覚悟で,すばらしい楽器とめぐり合える可能性に
ロマンを見出すのも楽しいと思います.

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/09/10 01:42  ---6.34.58

以下、私見です。
ネットオークションは多くは素人の個人出品ですので、出品者の思い込みでイタリアンヴァイオリンと書く場合もあれば、またイタリア製ではないと思っていてもイタリアの製作者のラベルの楽器と言って出品する場合もあります(確かにラベルは貼られていますので嘘ではない)。まず、表面的な言葉を盲目的に信じず、行間をよく読みましょう。
ネットオークションを眺めていると、いかにも中国製・東欧製と思われるものに、手書きのイタリア製作者&地名ラベルが貼られているのもよく見かけます。
また、最低落札価格が設定されている場合、出品開始価格では落札できませんので、その2点が同じくらいの価格かどうかもわかりません。

盲目的に信じ、一生信じ通せば、それはそれで幸せですので、その楽器の姿・形(可能であれば音)に惚れ込んだのであれば、その入手を否定するものではありません。ただ、イタリアという響き、ラベルだけで飛びつくのは、出品者の思う壷かもしれません。
なお、もしそのラベルと同じ名前の製作者が存在したとしても、その製作者のラベルかどうか、その製作者の楽器かどうか、がわからないのが、ヴァイオリンの世界です。
一方、運良くそこそこ安く真作が入手できることも稀にありますので、結局楽器の善し悪しを写真から判断できる目がない場合は、一か八かの賭けとなります。

投稿者:バック・ハウス     投稿日時:2005/09/10 07:10  ---110.59.125

弦喜様、 Snowーwhite様の話では「検索をネットで」と書いてはありますが、オークションをネット上のものとは記載してないのでは?決めつけた前提での話(善意のこもったご注意なのは十分分かっていますが)は失礼かと思います。バイオリンの購入は楽器店が最も安心です。しかし、カタログを元にしたオークションもそれほど問題ありません。逆に高額なだけに私の知る限り、出品者、出品業者は騙す意図なくオークションにバイオリンをかけていると思います。でないと2度とオークションに出せなくなるからです。ただ時には、彼ら自身が判断を誤って、偽物に本物の価格を設定して出品するケースもあると聞いています。その場に臨んでのオークションであっても、依頼のオークションでもオークションは「見る目」がないと難しいことは事実です。「Mirko Paladini」2年前製造のものと「Massimo Ardoli」・・・初めて拝見する名です。情報を得るのはなかなか難しいのではないでしょうか。

投稿者:cremona2号     投稿日時:2005/09/10 07:52  ---2.9.26

massimo ardoli は1982年にクレモナの製作学校を卒業した製作者です。モラッシーとかジョルジョ・スコラーリの元で勉強した方ですね。現在はクレモナの製作学校で教鞭をとっています。今年製作された楽器を見ましたが、ニスが凄い綺麗な楽器でした。20年前はどうだったか分かりません。一応ardoliさんのメールも知っているし、イタリア語も話せるのでキチットした写真でもあれば本人に聞いても良いですよ。長文でなければ訳して転送しておきます。
 残念ながらもう一人は知りません。

投稿者:かめ     投稿日時:2005/09/10 08:12  ---196.107.130

Massimo Ardoli

イタリア弦楽器界の巨匠ジオバッタ・モラッシー、ジョルジョ・スコラリの指導のもと腕をみがき、現在、イタリア弦楽器製作学校の先生。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/09/10 08:47  ---6.34.32

>>バック・ハウス様
そうですね。断定はいけませんでした。
たまたま国内の某ネットオークションに、
- Massimo Ardoli Cremona 1987 イタリアンバイオリン
- イタリア製ラベル Mirko Paladiniのヴァイオリン(2003年製)
が同時に出品されていましたので、それらを対象にしているものと思い込んでしまいました。
(特に後者は、ラベルの記載含め、工房/工場作品のブランド名? という印象を受けました。)

もし購入候補の楽器が英国などでのサザビーズなどの由緒あるオークションにて ”by”という評価であり、価格もUS$相当で5000ほどであれば、ほぼ間違いなく真作として見てよいでしょうし、またその作者はある程度知名度のある作者であると言えます。

投稿者:クエラ     投稿日時:2005/09/10 09:02  ---43.77.102

Massimo Ardoliの少し古い楽器の方、気になりますね。でも。オークションで購入というの不安もありますし。まあ、本物か、偽者かという部分は、大きな博打だと思いますが、Yahoo!のオークションを見たら、弦喜さんの言われる通り、後者の方のMassimo Ardoliの楽器には最低落札価格が設定されているみたいなので、出品開始価格で落札できませんから、いくらから落札できるのかが肝心ですよね。あまり金額が高いようで、Snowーwhiteさんの予算とかなり違うようだったら、あまり悩むべき必要もないでしょうから、ストレートに出品者に質問してみたらいいんじゃないんですか。まあ、本物なら、それなりの金額だと思いますけど。

投稿者:Snow-white     投稿日時:2005/09/10 14:33  ---1.109.75

私の拙い質問に対し、7件ものご回答をお寄せ頂き、皆様の貴重なお時間を頂いてしまい恐縮に存じます。お心遣い本当にありがとうございました。私がVn.の出品元をはっきりとお示ししなかったので、ご迷惑をおかけしてしまったようで申し訳ございませんでした。製作者のお2人に関する情報はもとより、オークションに対するメリット、デメリットなど、注意すべき本音の部分も伺えて、本当に参考になりました。ご質問の冒頭に書かせていただきましたが、イタリア製に拘ったり、その他ブランドという言葉に弱いばかりでは、楽器選びは失敗してしまいますね。やはり信頼のおける方(楽器店の方も含めて)を見つけて色々相談したり、実際に手にとり、五感(味覚は?)を働かせながら選ぶのがベストということでしょうか。楽しみながら気長に探してゆきたいと思います。(ご回答をお寄せいただいた順に)よが様、弦喜様、バック・ハウス様、cremona2号様、かめ様、クエラ様、皆様に対し、重ねて心より御礼を申し上げます。尚、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者:Snow-white     投稿日時:2005/09/10 16:32  ---1.109.75

追伸(cremona2号様へのお返事を書き損じておりましたので):
「ardoliさん」のメール アドレスをご存知で、イタリア語もお話しできるなんて素敵ですね。「>>写真でもあれば本人に聞いても良いですよ。長文でなければ訳して転送しておきます。」とご親切におっしゃってくださりありがとうございます。「ardoliさん」のみならず、お名前からも「cremona」 にお詳しい方ではないかと拝察いたしております。今回のVn.については、もう少し様子をみたいと思っておりますが、「cremona」に関する件でまた機会がありましたらご相談させていただきますので、その節はどうぞよろしくお願いいたします。
勿論他の皆様もまたよろしくお願い申し上げます。

Q:はじめまして☆
投稿者:きのこ     投稿日時:2005/09/09 14:30  ---7.212.3

大学のオーケストラでバイオリンを弾いています。気になることがいろいろあるので質問させてください。
私の楽器なのですが、ラベルには kiso violin A.Stradivarius 1715 nachempfunden と書かれており、1997年に作られたようです。自分の楽器のルーツが知りたいです。これらから何か分かるでしょうか?

また数ヶ月前にドミナントの弦セットを購入したとき、A線の袋にサンプルとしてE線が一本入っていました。最近張替えて、音がよいので気に入っています。テールピース側は緑色で糸巻き側は赤色です。でも調べてもどの弦なのかよくわかりません。情報ありましたら教えてください!よろしくお願いします★

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2005/09/10 09:11  ---158.77.114

こんにちは、

kiso violin A.Stradivarius
は木曽スズキヴァイオリンという会社の楽器だと思います。
かつては現在ある、名古屋鈴木ヴァイオリンと肩を並ぶ勢いでしたが、残念ながら衰退してしまいました。

ドミナントのA線の袋にサンプルとして付いているE線はEシルバーです。色などは商品盤とは違うようです。それでは!

Q:チェロのミュートについて
投稿者:スナフキン     投稿日時:2005/09/06 11:22  ---196.144.131

こんにちは。いつも楽しく見ています。

現在チェロのレッスンに通っているのですが、この度アマチュアオーケストラに参加することになりました。
今まではソロまたはアンサンブルでしか弾かなかったので、夜の練習に音を響かせないようにする為の金属製のミュートしかもっていませんでした。今回オーケストラの曲の関係でミュートが演奏時に必要な為、ゴム製のものを購入しようと思っています。

いろいろ調べたところ、一つ穴と二つ穴のものがあるのですが、曲の演奏途中につけたりはずしたりする場合は、二つ穴の方が良いのでしょうか?(オーケストラの団員の方は二つ穴のものを使用している方が多いようですが)二つ穴は一つ穴に比べ、雑音が大きいということで、一つ穴の方が良いのかなぁ、とも思います。それともみなさん2種類購入して使い分けているのでしょうか?

長くなってしまいましたが、何かアドバイスをいただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。

投稿者:CABIN     投稿日時:2005/09/06 13:47  ---219.127.211

スナフキンさんこんにちは。
私はゴム製の2つ穴と1つ穴を持っていますが,どちらも,雑音は大差無いというより気になったことはありません。
使用しない場合は,テールピース付近の色糸巻き線部分までズラしてますが,私の楽器では,ビビリ等は発生してません。
但し現在は,ヴォルフキラーをD・G線のどちらかに取り付けており,2つ穴ではブラブラでビビるため,1つ穴を使ってます。

投稿者:スナフキン     投稿日時:2005/09/07 10:50  ---196.144.131

CABINさんありがとうございました。もう少し教えてください。
ヴォルフキラーですが、私の楽器にも今G線に取り付けています。ヴォルフキラーがついている場合は一つ穴の方が良いのでしょうか?よろしくお願いします。

投稿者:CABIN     投稿日時:2005/09/07 12:52  ---114.112.42

これは私見ですが。
ヴォルフキラーとミュートを同じ弦に付けている場合,ミュートを外した(ズラした)場合は駒とヴォルフキラーの間でブラブラした状態になります,たぶんヴォルフキラーに触れた状態になるでしょう。
この状態でビビリ音が発生しないのであれば1つ穴,2つ穴どちらでも構わないと思います。
私は,ミュートを外した場合,色糸巻き線部分までズラしてますので,1つ穴ミュートをヴォルフキラーがついていない弦に付けているわけです。
もちろん,G線にヴォルフキラー,2つ穴ミュートをA・D線に付ける場合は問題無いと思いますし,ヴォルフキラーを使わないで済む場合は,私は2つ穴を使います。
まあ,ヴォルフキラーを付ける弦や位置も必要に応じて替えますし,ミュートもそうです,しいて云えばその時の必要性とか好み...ですね。

投稿者:スナフキン     投稿日時:2005/09/09 11:15  ---196.144.131

CABINさん、ありがとうございます。(お礼が遅くなって申し訳ありません)
どちらのミュートが自分の楽器・演奏に合うのか、試してみようと思います。いろいろとご丁寧にありがとうございました。

Q:スズキ ヴァイオリンキットについて
投稿者:ぽんこ2     投稿日時:2005/09/08 11:58  ---221.129.6

教育雑誌で紹介されていて気になっている『ヴァイオリンキット』。あれって、音とかどうなんでしょうか。ちょっと使ってみようかなとか思うのですが、ヴァイオリンの演奏家やちょっとでもヴァイオリンに詳しい方がみたり、聞いたりしてどのように感じているのか教えていただきたいのです。『あんなのヴァイオリンじゃないよ』とか、『いや、結構いいもんだよ』とか、評価を聞きたいと思います。よろしくお願いします。

投稿者:葱抜き     投稿日時:2005/09/09 08:51  ---246.252.129

工作が好きで、出来上がったものを飾っておきたいというのであれば、おもしろいアイテムと思います。

Q:ヴィオラ
投稿者:J.B.Guadagnini     投稿日時:2005/08/28 00:37  ---2.151.193

J.B.Guadagniniのヴィオラについて質問です。
まぁ、本来先生に聞くべきなのでしょうが、
一般の方にも御教授願えればと思い書かせて頂きます。
小さいヴィオラを譲って下さる御年寄りの奏者の方に出会って
証明書もビアーズ、ヒル、ビダルフと三つも付いてるのですが
大体予算はどの程度が相場なのでしょうか?
教えて頂けませんでしょうか?御返事お待ちしております。

投稿者:ストラッド店員その2     投稿日時:2005/08/30 10:46  ---147.165.172

J.B.Guadagniniにですが、オールドのものなので価格は、個体によりますが、現在の小売店での販売価格があるとすると真作で6000万円からそれ以上でしょう。あとは、買いたい人が多ければもっと値段は上がります。

投稿者:cremona2号     投稿日時:2005/08/30 19:53  ---4.102.45

年代で大幅に値段が違うはずです。トリノで作られた物は出来が良いのですが、ピアッチェンツァとかミラノで作られた物はそれよりも劣るはずです。個体差はかなりありますが大体5000万から9000万ぐらいではないでしょうか。過去の所有者に有名な人が居たらもっとする可能性もありえると思います。

投稿者:Guadagunini     投稿日時:2005/09/07 20:21  ---38.86.12

便乗で申し訳ないのですが、このラベルだけからわかることってありますでしょうか。

J.B.Guadagnini Pla
centius fecit Mediolani 17--

投稿者:Guadagnini     投稿日時:2005/09/08 07:35  ---38.72.65

なんどもすいません。上の訂正です。

Joannes Baptifta Guadagnini Pla
centinus fecit Mediolani 170x

です。当たり前のことですがきちんと書かないといけませんでした。

上のBaptiftaのfはそのように見える・・・・と言う感じです。
年代の17はプリントで次の0は手書きです。その次の文字は消えてます。

投稿者:ゆっこ     投稿日時:2005/09/08 13:11  ---159.50.178

>上のBaptiftaのfはそのように見える・・・・と言う感じです。

「f」ではなく「s」ではないでしょうか。

投稿者:nodame     投稿日時:2005/09/08 14:17  ---205.169.122

Guadaniniさんの便乗質問についてDirectoryよりてんきします。

Guadanini, Giovanni Batista  (called Placentinus), Milano,Parma,Piasenza,bone between 1683 and 1685, Died between 1768-1770. He was son of Giuseppebrotherof Lorenzowith whome he worked for some time in his native town, Piacenza. He worked in Milan before 1700 according to a label,quoted by M.Jaques Bernald.

JOANNES BAPTISTA GUADANINI PLACENTIUS JG
ME FECIT MEDIOLANI 16xx P

このラベルは彼の初期の楽器につけられている。

G.B Placentinus worked after Stradivariand Amati: his model is of a medium size and slightly arched,The purfling is very careful, the sound-holes typical,some what open (following his supposed teacher, Giuseppe Guadanini)beautiffully rounded off at the lowwer part. He used mainlyred vernish, though we come across golden-red or golden-orange red varnish as well.

他に彼のラベルはGuadaniniさんのコメントにある・・・

Joannes Baptifta Guadagnini Pla
centinus fecit Mediolani 170x

と言うこのラベルと同じ文字の文字の右側に黒円の中に
 
 キ
GBC
 P

と言う印象模様がある と言う記載がありました。 他に彼のバイオリンの寸法が記載されていましたが省略します。

投稿者:Guadagnini     投稿日時:2005/09/08 20:38  ---38.123.187

ゆっこさんありがとうございます。

Baptistaというのが本当なのでしょうが、このラベルではfと見えます。ってかこれはfとしか読めない???無理やり読んだとしても縦にながーいs ? ふつうのsには見えないですね。

nodameさんありがとうございます。
英語がどうも読めなくて・・・・。意味がいまいち理解できずにいます。

ラベル横にあるその黒円ですが、殆どの部分が削られていて、それが何であるのかを判明するのは不可能です。ただ、その黒い何かが数箇所に残ってるだけ・・・となります。
ですので、その黒い円と言うのがどの程度の大きさなのかどうかも、さっぱりわかりません。

JB.Guadagnini さんは1711生まれと言われていますよね。
だとしたら、このラベルにある170−というのは、この時点でまったくの偽物となるのでしょうか。
以前は、1706のようにもうっすらとですが見えたような記憶があるのですが、今では、その6だったような場所もなくなってしまい・・・・。
誰だーーーここを削ってしまったオバかな職人はーーー!!!

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/09/08 22:13  ---6.34.111

以下、書籍からの情報です。
W.Henleyの辞書では、Guadagnini Joannes Baptista には1世と2世がいて、2世の方がいわゆる有名なJ.B.Guadagniniであるとしています。(違うとする根拠も9つほどあげられています)
Guadagnini Joannes Baptista (1) 1683-1770, 名前は"Giovanni Battista"
  Lorenzoの兄弟
Guadagnini Joannes Baptista (II) 1710-1786, 名前は"Giambattista"
Lorenzoの息子&弟子

また1世のラベルの例として、
Joannes Baptista Guadagnini Pla
centinus fecit Mediolani 1703
が記載されています。

同じ製作者であるという説もありますが、2世についてはヴァイオリンの歴史上重要な人物でもありよく研究されていますので、死んだ時期やその時の年齢は間違いないでしょうから、私見ですが、上が現在の通説だと思います。
よってラベルを信じるならば、有名なJ,B,Guadagniniの作ではない、Guadagnini一族による18世紀初頭のオールド楽器ということになります。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/09/08 22:47  ---6.34.111

Guadagniniさんの便乗質問のみに答えてしまいましたので、J.B.Guadagniniさんのオリジナルの質問に対するcremona2号さんのコメントへのさらに補足を記載いたします。(価格についてはわかりませんので悪しからず...)

諸説あると思いますが、

ピアツェンツァ(独立後)  〜1749頃
ミラノ           〜1760頃
パルマ その他       〜1771頃
トリノ           〜1786(没)

という感じでしょうか。

投稿者:nodame     投稿日時:2005/09/08 23:41  ---205.169.122

Guadanini さん

コメントが沢山あって大変でしょうが、英語はWEBサイトを検索で ”YAHOO翻訳”と入れて其のページに英語の原文を編集コピーして置いて、貼り付けすれば直ぐに翻訳してくれますよ。翻訳の意味がかなりいい加減で解らぬ事も多いですが単語は大体対比出来るようになっているので重宝しています。
(http://honyaku.yahoo.co.jp/)でした。

ご存知と思いますがMediolani はラテン語で”ミラノで”と言う意味のようです。(神田有晃氏の本による)また、ラテン語では"f"はエスと読むと思います。
其のラベルはラテン語の表記となっているので"f"が正当と思います。
黒円はラベルの大きさが93mmX17mmとするとちょっけい15mmです。(JALOBEC のITALIAN VIOLIN MAKERS による。)
ご参考まで、

投稿者:Guadagnini     投稿日時:2005/09/09 03:03  ---38.123.187

弦喜さんありがとうございます。

今まで疑問に思っていたこと、納得し切れなかったことが、弦喜さんのコメントですっきりいたしました。
1世2世といたのですね。
これでまた、いろいろと調べられるようになりました。

nodameさん なんどもありがとうございます。

翻訳と言うものがあったのですね。
Mediolani がミラノだったと言うのは今知りましたw。
またfについても・・・。

今まで楽器屋さんでも伺えなかったお話が聞けてほんとに感謝しております。

Q:コンチュウについて
投稿者:ロキカ     投稿日時:2005/09/08 19:44  ---95.242.247

今日、駒を交換してもらうために楽器を調整に出したのですが、どうやらコンチュウの上の方に少し穴というか亀裂があるようです。
このようなことは問題ないのでしょうか?
教えてください。 宜しくお願いします。

投稿者:かめ     投稿日時:2005/09/08 20:10  ---196.107.130

魂柱には魂柱立てという器具を差し込むための溝が作って
あります。その穴だとしたら問題ありません。

投稿者:ロキカ     投稿日時:2005/09/08 22:59  ---95.242.247

正しくその通りでした。
有り難う御座いました。

Q:ピレーというヴァイオリン
投稿者:りざまま     投稿日時:2005/09/04 02:28  ---78.208.42

フランスの楽器で、ピレーという楽器について知っている方がいたら教えてください。つづりは残念ながらわかりません。
娘の次の楽器(3/4)に進められているのですが(リースです)どこを検索しても出てこないのです。
宜しくお願いいたします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2005/09/07 16:16  ---39.7.194

こんにちは、

ピレーですが、調べて見ましたが日本語だけでは解りませんでした。申し訳ございません。
どなたか解る方いらっしゃいましたら情報よろしくお願いいたします。それでは!

投稿者:りざまま     投稿日時:2005/09/08 04:44  ---78.208.42

ストラッド様、ありがとうございました!
私も引き続き調べますが、御存知の方がいらっしゃいましたら、どうぞ宜しくお願いいたします。