Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:弓の曲がりについて
投稿者:野良犬黒吉     投稿日時:2001/05/31 10:31  ---

始めて3日目の全くの初心者です。
つい先日までバイオリンの実物を見たことすらありませんでした。
どこで売ってるのかさえも分からず、ネット通販でバイオリンを買って見ましたところ、
疑問ができたのでどなたか教えてください。
付属の弓が、毛を下にした断面で言うと横方向に曲がっているのですが、
これはいい弓を買えばこんな事はないのでしょうか?
縦方向には、反りがついているので曲がっているのは当たり前なのは分かりますが、
横方向に曲がってるのはやはり安くて作りがよくないのでしょうか?

投稿者:ストラッド 店員     投稿日時:2001/05/31 11:50  ---

こんにちは!野良犬黒吉さん(面白いハンドルネームですね!)
弓についてですが、横方向にまがっているのは程度問題ですが、
あんまり良くありません。良い弓の基準がどこにあるのか難しい
ところですが、メーカー品で一番下のモデル(2万前後)であれば
そう言う不具合はなく、安心して使用できます。安いからというよりも、多分
素材自体に問題があるのではと推測します。曲がりの程度にもよりますので
知り合いで弦楽器を弾かれる方に、見てもらうのが一番でしょう。
お近くなら、うちにお気軽にお立ち寄りください。

投稿者:野良犬黒吉     投稿日時:2001/05/31 16:47  ---

早速ご回答ありがとうございます。
わたくしはすごい山の中で仕事していまして、しかもこれまで
全く身の回りにバイオリンが出現した事がなく、弦楽器と言っても
せいぜいギター位しか見たことがない状態です。
あまりに山の中ですので、練習場所には全然困りませんが、
周囲の人全てが「何でお前がバイオリン!」と言う感じです。
そんなわけで教えてくれる人全く居ないので助かります。
習うこともほとんど私の場合不可能に近いと思います。
山を下りて街へ出るのに車で1時間かかります。
完全独学でどこまでやれるか分かりませんが、慣れてきたら、
本格的なやつを買うことを検討してみようと思います。
横浜なら住んでいたこともありますからそのうち機会があれば
是非立ち寄らせて頂きます。ありがとうございました。

Q:ヴァイオリンの弦について
投稿者:克彦     投稿日時:2001/05/29 22:14  ---

 はじめて書きこみをさせていただきます。ヴァイオリン愛好家の克彦と申します。

 今日は,ヴァイオリンの弦についてお話させて下さい。

 弦楽器専門誌「ストリング6月号」の連載記事の中で,かつては強く弾くと(特にG・D線の)音程が上ずってしまう欠点があったスチール弦が,最近は素材の改良によって,欠点が解消されてきて,ガット弦の性能を超えつつあるとの記述がありました。特に,アメリカのダダリオ社の「ヘリコア」(スチール弦の改良版)は,レスポンス(反応)では,ガット弦にやや劣るものの,音色の柔らかさや音量の点で優れており,総合性能では最上位であると書かれていました。

 僕は,ピラストロ社の「トニカ」,トマスティーク社の「ドミナント」,同じくトマスティーク社の「インフェルト・レッド」という風に,ナイロン弦だけを使ってきましたので,スチール弦の特性はわかりません。ピラストロの「オリーブ」や「オイドクサ」といったガット弦は,展示会のヴァイオリンに張られているのを弾いて,ある程度知っていますが,スチール弦はこれまでのところ未体験です。

 ナイロン弦は,切れづらく,音程も比較的安定していますが,音色の耐久性(持続性)がやや短いように感じています。

 いつも考えていることですが,弦の選択の難しさは,楽器との相性の問題があることですね。

 皆さんは,「ヘリコア」をお使いになった,あるいは,お弾きなったことはありますか?また,皆さんのまわりでの「ヘリコア」の評判はいかがでしょうか?

 その記事の中では,今後は,ガット弦がすたれて,(新しいタイプの)スチール弦の時代が来ると予想していますが,皆さんはどう思われますか?


 僕は,ほぼメンテナンスフリーの楽器であるピアノを長年弾いていたので,ヴァイオリンに特有の弦の張り替えは,多少面倒に感じます。少しでもその回数が少なくて良いのなら,多少高価でも性能の良い弦を使用したいと思っています。ヴァイオリンの日常的なケアはまめに行なっていますが,弦の張り替えは,面倒に感じます。

 厳密に言うと,弦の張り替え作業そのものよりも,弦を張ってから3〜4日は,音程が安定しないこと,つまり,頻繁に調弦しなければならないことを,面倒に感じます。

 ドミナントよりもインフェルトの方が,弦が落ち着くまでの時間が短くなったと思いますが,それでも張り替えてから2〜3日は,練習中にしょっちゅう調弦しなければならず,それを面倒に感じています。

 絶対音感があるせいか,例えば,A線のピッチがほんの1〜2ヘルツ落ちてきただけでも,気になってしまうので,少しでも音程に変化を感じると,練習中に何度も調弦し直しています。そのため,練習中の集中力が途切れることがあります。

 張ったその日は,多少伸びるとしても,せめて,次の日には,音程が安定するような弦があれば,うれしいのですが。さらに,音色の持続性が良くて,(E線以外は)少なくとも3ヶ月は,切れることなく,(音程が)狂うことなく,安心して使える音色の良い弦があれば,理想的なのですが。

 小さい頃からヴァイオリンに親しんでおられる方は,張り替え後に弦が伸びるのは当然のことと受け止めておられると思いますが,年に1回の調律だけで済むピアノを長年弾いてきた者には,ヴァイオリンの弦は,どうも安定感や耐久性に欠けるという印象を持ってしまいます。これだけハイテク化した時代なら,もっと性能の良い画期的な弦が作られても良いように思いますが。

 ヴァイオリンの弦に関する皆さんのご意見やお薦めの(お気に入りの)弦について,教えて下さい。

 弦楽器は,弦の種類によって音色や音量が変わるので,この場をお借りして弦に関する情報交換ができたらいいな〜,と思っています。

 それでは,よろしくお願いいたします。

投稿者:しらたま     投稿日時:2001/05/30 10:21  ---

私は、5年ほど前からヘリコア使ってます。
雑音がほとんど出ないので、早いパッセージなどでも音程がよく聞こえます。
音色はおだやかで、少し物足りなく感じる方もいるかもしれません。
音が耳に痛いくらいの楽器に張ってちょうどいいのではないかしら(ストラッド様、いかがですか?)。
音量に関してはインフェルトの方がパワフルに感じられました。
ピッチは張り替えてから2〜3時間でだいたい落ち着きます。
一度合わせてしまえばその後ピッチが狂うことはほとんどないのですが、遊びがないので調弦は難しいです。
耐久性に関しては、人それぞれ我慢の限界が違うので、何とも言えません。
「切れない」ことだけは保証しますが(笑)。

ヘリコアはヴィオラでは結構ポピュラーなのに、ヴァイオリンではまだ知名度が低いですね。
私は以前から人におすすめしているのですが、「変わってるね」の一言で終わらされてしまって・・・。
興味を持っているかたがいらっしゃって感激です。
是非試してみてください。

・・・といいつつ、調整で音が変わってしまった私の楽器には現在ドミナントが張られています。

投稿者:克彦     投稿日時:2001/05/31 10:07  ---

こんばんは,克彦です。

 しらたまさんへ。ヘリコアについて説明していただきまして,ありがとうございます。たしかに,ヴァイオリンでヘリコアを使っている人は少ないようで,僕の周りでは,知らない人の方が圧倒的に多いです。スチール弦=初心者用というイメージがついていることも,今一つ人気が出ない理由なのかも知れません。

 しらたまさんが5年前からお使いになっているということは,当然,最近発売された新製品というわけではないのですが,それにしても,その他の新しい弦(インフェルト,エヴァ・ピラッツィ,オブリガードなど)に比べて知名度は低いようです。

 僕は,1度,ダダリオ社のプロ・アルテというナイロン弦を試したことがありますが,その時は,楽器との相性が悪かったのか,レスポンス・音色ともにしっくりとせず,すぐにドミナントに戻したということがあり,ダダリオ社の弦と聞くと抵抗感を持ってしまうようになりました。(ちょっと大げさですね。)

 ご説明によると,切れる切れないという点での耐久性は,さすがスチール弦だけあって結構持ちそうですね。あと,弦を張り替えた後,弦が安定するまでの時間が2〜3時間とは,すごく早くて,ちょっと驚いています。また,雑音が少なく音色がおだやかというのも意外でした。

 ストリング6月号の記事の中で,音量は,ガット,スチール,ポリマー(ナイロン)の順に大きくなる,つまり,ポリマー(ナイロン)が1番大きい,と書かれていますが,しらたまさんの記述を読んで納得しました。

 ただ,伸びが少ない性質のために,調弦が難しいというのは,ちょっと気になります。

 しらたまさんは,現在はドミナントを張られているとのことですね。ヘリコアからドミナントに変えられたのは,(調整後の)楽器との相性の問題でしょうか?ドミナントは,安い割りに良い音が出て,それなりに長持ちするところがいいです。

 それでは,また。

Q:教えてください。
投稿者:イクラちゃん     投稿日時:2001/05/24 14:22  ---

私は中学生の時に今のフルサイズのヴァイオリンに替えたのですが、何故その楽器を親が買ったのかわかりません。その楽器の由来がわからなくて疑問に思っています。
楽器自体はよく鳴ると思います。分かっていることはイギリス製で背中の上のところにDUKEという刻印がしてあります。ラベルはありません。小耳に挟んだ話しでは19世紀の楽器と聞いていますが・・・。疑問です。
もし、イギリス、DUKEでおわかりになることがあれば、教えて下さい。

投稿者:かめ     投稿日時:2001/05/25 09:44  ---

DUKEというイギリスの製作者は二人(親子)います。

Duke Richard(I)・・・1750−1780
Duke Richard(II)・・・1768−1790

*どちらも数字は製作していた年です

年代からすると、19世紀ではなくて、18世紀後半ですね。

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/25 11:33  ---

いらっしゃいませ!イクラちゃん さん。そしてかめさん。

DUKEさんですね。かめさんの補足を少しいたします。
Duke Richard(I)さんは(以下英文の文献の和訳です)
素晴らしい音で知られるメーカーで働いていた。働いているうちに名声得た。
DUKEさんはメーカーの下請けのような仕事を長い間していて大量生産品のように扱われた。
またこのDUKEの楽器は多くの製作者にコピーされて現代ではかなりの数が出回っております。
1752年あたりにスタイナーモデルを作ってそれで有名になりました。後年はアマティーモデルにこっていたようです。ストラディバリモデルも作りましたが余り多くはない。

Duke Richard(II)息子です。1780年に父のあとを継ぐ。父と同じような仕事振りで、いろいろなメーカーの下請けをこなしていたようです。

以上です。下手な和訳ですいません。それでは!

投稿者:イクラちゃん     投稿日時:2001/05/25 15:49  ---

ストラッド店主さん、かめさん、ご回答有り難うございました。
これでまたこの楽器を大切に思うことが出来ると思います。
コピーかもしれないという、疑問符つきですけどね!

Q:楽器について教えてください
投稿者:偽鈍・呉柄芽留     投稿日時:2001/05/19 12:09  ---

こんにちははじめまして。ボクは細々とヴァイオリンを続ける大学生です。自分の楽器について伺いたいことがあり、メールしました。先日帰省した際、名古屋の馴染みの楽器店「シャコンヌ」で、ある楽器に一目惚れをし、今まで使用していた1991年のリッカルド・ベルゴンツィを下取りに出してそれを購入しました。オールド・イタリーで、売価400万円前後だったものを展示会用の特別価格の格安で手に入れました。お聞きしたいのはその楽器のことです。中のレッテルはガリアーノ(Januarius Gaglianus1769)なのですが、楽器屋さん曰く、「レッテルは何かの拍子に間違えてはられたもの。型はシュタイナー型に近く、18世紀後半のデコネである可能性が非常に高い」そうです。鑑定書はついていません。自分でもガリアーノがそんな値段では買えないことくらい分かったし、何よりも音そのものが気に入って買ったので問題はありません。個人的にはそのお店も信頼しています。しかし、気になることがあります。昨日自分で調べてみたら、「デコネ」という人の楽器も本物ならば1000万円を超えるようなクラスであることを知ったのです・・・・。さて、格安で購入したボクの楽器が本物のデコネである可能性はあるのでしょうか?というか、それはあまり問題ではなくて、何よりもこれから一緒に生活していく楽器の詳しいことを知っておきたいという欲求が何よりも強いので、せめて正確な製作年代だけでも知りたいです。勝手なお願いですが、意見をお聞かせいただけないでしょうか?今は東京に住んでいるので来店することも可能です。もしくは、何らかの鑑定にだすにはどうすればよいのか、教えてください。

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/21 15:47  ---

こんにちは、偽鈍・呉柄芽留さん。
ストラッド店主です。ずいぶんいいバイオリンとめぐり合えたみたいですね。

鑑定に関してはちょっと見ないと解りませんので、一度楽器を当店に持ち込んで見てください。
鑑定だけなら無料で行いますので。それでは!

投稿者:偽鈍・呉柄芽留     投稿日時:2001/05/21 19:24  ---

ストラッド店主様。ご返答いただき、大変有難うございました。さっそくいちど、楽器を見ていただきたいと思います。予約等は後日お電話にて。それでは・・・。

投稿者:バイオリンマニア     投稿日時:2001/05/23 00:20  ---

どうも。
通常デコネといえばミヒャエルだと思いますが、
この楽器は、オークションにもほとんど出ておらず、
私も実物は一本しか見たことがありません。
音量が今一つということと、今言いましたように
流通数が少ないので、ジェナーロやニコロ・ガリアノ
に比べ安くなっています(ジェナーロは流通数は少ないのですが、
ニコロが結構出ていますので、そのおかげで同様に上がっていま
すが)が、30年ほど前には、これらとほぼ同じかそれ以上の
価値を持っていました。
それはさておき、バイオリンなど弦楽器が他の楽器と違って非常に
魅力的な点は、単に音を出す器具であることにとどまらず、
素晴らしい工芸品でもある点です。
ですから、鑑定書があろうと無かろうと、つくりがよくて健康で、
あなたの用途に見合う音が出て、ある程度鑑賞に堪えられるもので
あればそれで良いのです。
鑑定書などは、たとえ真性のヒルのものであれ帝王と呼ばれる
チャールズ・ビアのものであれ絶対というものはないのですから。

ところで、楽器の制作年代というより、木の古さについては
客観的に見る方法をお教えしましょう。
まず、楽器のエンドピンをはずし、f孔からの入光を遮断します。
その上で、外から強力なライトを当て、エンドピンのところから
中を見ます。
表板に付いては、30年未満では光が通り真っ赤に見えますが、
50年ぐらいで少し暗く見えるようになります。70年で暗めになり
100年以上では、光が通らなくなり、ほぼ真っ暗になります。
横板に付いては薄いので、150年くらいで真っ暗になります。
ただこれについては、製作時に古い材料を使えば当たりません。

投稿者:バイオリンマニア     投稿日時:2001/05/23 00:50  ---

すみません。
誤解があるといけないので追加します。
年代だけを推定するということで、木の古さの見分け方を
書きましたが、通常は、作風からの作者の推定や製作年代の推定
と、木の古さや、パプリングやオリジナルニスの様子など
による製作年代の検証は同時に行われるものです。

投稿者:偽鈍・呉柄芽留     投稿日時:2001/05/23 21:32  ---

バイオリンマニア様、ご見識に敬意を表します。ぼくもいま図書館から「ヴァイオリンの銘器」とか「魔のヴァイオリン」なんていう本を借りてきてにわか勉強中なんですよ。ただ、昔に分数楽器を使っていたとき、エンドピンをはずすところまで自分で分解した後、組み方が分からなくなって適当にやったら音が出なくなった(!)というホロ苦い思い出があるので、やっぱり専門家の方に見ていただくことにします。それにしてもご丁寧に、どうも。

Q:
投稿者:丸山     投稿日時:2001/05/20 06:29  ---

こんにちは、私の楽器は指板の横幅が結構広く(普通どれくらいなのでしょう?)、弦と弦が結構離れているのですが
楽器によって違いがあるのはなぜなのでしょう?
また、どちらの方が良い、という理由は弾きやすさ以外にあるのでしょうか?

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/21 16:02  ---

こんにちは、丸山さん。弦楽器ストラッド鈴木です。

弦と弦の間の長さはほとんど決められています。
まずは糸枕の所でE線からG線まで長さを測ります。16.5ミリ〜17ミリが正規な長さだと当店では考えております。
駒の所では各線の距離が11.5ミリ〜12ミリが正規の長さです。
もちろんこの長さから外れた楽器もありますが、当店では全て調整して店頭に置いております。

>楽器によって違いがあるのはなぜなのでしょう?
それは楽器を作る人の考え方の違いだと思いますね。

指板の関しては多少のばらつきがありますし、ネックの太さなどもそれぞれ違うのでもった感じが違うって言う事がありますね、自分に合う楽器とはこういうところにもかかわると思いますよ!それでは!

投稿者:丸山     投稿日時:2001/05/22 06:23  ---

ご返答ありがとうございます。
音以外に、こういう所も考え始めると、楽器との巡り合いって大変ですねぇ(苦笑)

Q:船便での輸送
投稿者:むらさき     投稿日時:2001/05/11 00:55  ---

はじめまして。
海外への引越のためバイオリンを船便で送ることになりました。
引越業者さんの話によるとこちらで荷物を梱包してから、海外で受け取るまでに
2ヶ月くらいかかるということですが、
梱包等で注意する点などを教えていただけないでしょうか?

勝手なお願いで申し訳ないのですが、
ロンドンのオークションで仕入れをなさっているストラドさんなら
何かご存知かも…と思い、質問することにしました。
それとももしかしたら、バイオリンの輸送は航空便(の荷物)の方がよいのでしょうか?

一番いいのは飛行機の手荷物として自分で持って行く方法だと思うのですが、
ちょっと無理なのです。よろしくお願いいたします。

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/11 10:35  ---

いらっしゃいませ!むらさきさん。ストラッド店主です。

当店ではイギリスの方から楽器を送られてくるときはいつも航空便です。
船便はやった事はないです。
船便の利点は料金の安さですね。でも時間がかかるので当店では常に航空便です。
日本に国際宅急便というのがありますので、それで送ると結構早く着くと思います。

梱包の件ですが、まずは必ずハードケースに入れます。ケースの中は新聞紙などで隙間を埋めます。楽器がどこにも当たらないようにします。
また弦も少し緩めていた方がいいでしょう。ただあまり緩めすぎると、駒や魂柱が倒れる恐れがありますので。当店ではそのハードケースをダンボールなので包んで送っています。
今まで郵送のトラブルというのは一度もないですね。
もしそれでも心配ならば、そのハードケースより一回り大きな木箱を作りしっかり梱包すればかなり安全です。

でも一番安全なのはやはり自分の手で持っていく方法です。それでは!また

投稿者:むらさき     投稿日時:2001/05/12 07:35  ---

ストラッド店主さま、早速のご回答ありがとうございました。
航空便でも大丈夫なのですね。
実は「パソコンのプリンターは航空便より船便の方が安全ですよ」みたいなことを
言われたので、航空便で壊れ物は送らないほうがいいのかなあと思っていたのです。
2ヶ月もバイオリンが手元にないのも寂しいので、航空便での輸送も考えてみます。
ありがとうございました。

投稿者:Souko     投稿日時:2001/05/14 22:44  ---

はじめまして。突然ですがちゃちゃ入れです。
船便よりは航空便の方が安全かも知れません。
前に梱包をしっかりして船便で送った事がありますが、
なにせ輸送時間が長く、その間トラブルに合う頻度も高くなります。
わたしの場合、船便にしたら、見事楽器が割れてしまいましたが、
それを郵便局に弁償してもらう手続きも1年以上経ったいまだに、
”お支払いする決定”以上の事は連絡がきません。
トラブルを避けるために、なるべくトラブルに合う確率が低くなるよう
早く送ってもらうのがよいかとおもいます。航空便もありますし
国際宅急便は割と丁寧ですよ。
以上、参考になればとおもいます。

投稿者:むらさき     投稿日時:2001/05/16 22:41  ---

Soukoさん、体験談を聞かせていただきありがとうございました。
私も「割れ」が一番怖いので、航空便にした方がよさそうですね。

Soukoさんのトラブルも早く最終的な解決がつくことをお祈りしております。

Q:教えてください!!
投稿者:なお     投稿日時:2001/05/14 13:00  ---

こんにちは。。いつも楽しく拝見しています。
私の友人の持っている鈴木政吉のバイオリンについてなのですが、
いったいどれくらいの価値があるか知りたがっています。(製造Noは分かりません)
売るとしてもバイオリンの状態はあまり良くないので、調整にださなければ
ならなく、捨てるべきか、どうするかまよっています。
お返事よろしくおねがいします。

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/14 15:21  ---

いらっしゃいませ!なおさん。ストラッド店主です。

鈴木政吉さんというのは今のスズキバイオリンを作った人ですね。
どれだけ価値があるかどうかは、見ないとなんとも言えません。
ただ昔のスズキバイオリンは今みたいにsuzukiと書いてあるとは違い
みんな鈴木政吉という名のラベルを貼っていました。
確率からいって工場生産品の可能性は高いですね。

投稿者:なお     投稿日時:2001/05/15 12:12  ---

ストラッド店主さん、回答ありがとうございました。
友人にそのように伝えておきます。

Q:趣味で続ける為のフルサイズは・・・?
投稿者:親馬鹿     投稿日時:2001/05/05 12:37  ---

こんにちわ。

現在、中学1年になる子供の為にフルサイズのバイオリンを探しております。
サイトを拝見していると高級品専門のように思われるのですがストラッドさんでは
こちらの希望の価格帯での(ケースも含めて50万ほど)のヴァイオリンもご紹介いただけるのでしょうか。あと、弓とヴァイオリンの価格の割合はどのくらいなのでしょうか。
娘は5歳から鈴木メソードで続けております。ただお教室の先生に頼みますと100万〜のものしかご紹介されませんのでちょっと・・・・、という感じなのです(笑)。お願いいたします!

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/07 15:24  ---

こんにちは、親馬鹿さん。ストラッド店主です。凄い名前ですね。
そうですねケース弓を含めて50万ですか、ちょっと難しいですね
当店のお薦めですがその金額に近いので
va-0009とva-0055がお薦めです。予算を少しオーバーしてしまいますがお買い得な楽器だと思います。ぜひ当店の商品在庫を覗いてみてください。

弓は楽器本体のだいたい3分の1位をめどに選ぶといいと思います。それでは!

投稿者:親馬鹿     投稿日時:2001/05/09 21:09  ---

ストラッド店主さん、回答ありがとうございます。
ぜひ、一度拝見させていただきに伺いたいと思います。
ところで、ショールームは予約制とのことですが、平日の昼間でも必ず予約しないと
ダメでしょうか?

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/11 13:32  ---

こんにちは、そうですね当店は他の仕事もしておりますので
お店に誰もいない時がございますので、連絡の上ご来店ください。

Q:製作者について
投稿者:ゆくたけ     投稿日時:2001/05/11 11:20  ---

初めまして、いつも楽しくHPを拝見しています。
チェロを習い始めて早5年目、まだまだ初心者の域を出ない状態なのですが一昨年にチェロ、昨年に弓(新作)を新たに購入しました。
両方ともに満足しているのですが、やはり自分の楽器の製作者がどのような方であったのかが気になり質問させていただきます。お分かりに成る範囲で結構ですので、お教え願えないでしょうか?

チェロ : Mario Bedocchi / 1922 Reggio Emilia

弓   : Jacques Poullot / France

よろしくお願いいたします。

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/11 12:30  ---

いらっしゃいませ、ゆくたけさん。ストラッド店主です。
製作者の質問ですね。
チェロの方は英文の文献に載っておりました。和訳をのせます。

1880年Reggio Emiliaで生まれています。クレモナタイプの製作過程で、イエローと赤いニスを多用してます。バイオリン200本、チェロ8本を製作した記録があります。
時間が経つにつれ、使用者から賞賛する声があがっています。

弓の方なんですが、古いものだと調べればでてくるのですが当店の資料にその名前はありませんでした。それでは!

投稿者:ゆくたけ     投稿日時:2001/05/11 13:08  ---

お忙しい中、早速調べていただき、ありがとうございました。
ちなみに、私の楽器には赤いニスが使われている様です。

私は現在福岡に住んでおりますが、上京した際にはショールームにお伺いしたいと思います。
そのときには、どうぞよろしくお願いいたします。

Q:アジャスタの交換
投稿者:まっつ     投稿日時:2001/05/08 03:05  ---

はじめまして。いつもHP拝見させていただいてます。

バイオリンのE線のアジャスタをボールエンド用から、ループエンド用に交換したいのですが、交換は個人でも出来るのでしょうか?また、その際には全ての弦をはずした方がいいのですか?それともE線以外は付けたままでもできるのでしょうか。

投稿者:かめ     投稿日時:2001/05/08 08:02  ---

アジャスタを落として楽器に傷を付けないように気をつければ、個人でも出来ると思います。
E線の弦だけをはずして行います。他の弦はゆるめるだけです。
全部の弦をはずしてしまった場合、最悪の場合は魂柱が倒れてしまうこともありますので気をつけてください。

投稿者:ストラッド店主     投稿日時:2001/05/08 11:33  ---

いらっしゃいませ。まっつさん。
ストラッド店主です。

いやーまたまたかめさん完璧な答えありがとうございます。
うーん特に付け加えることはございません。
それではまた遊びに来てください。

投稿者:まっつ     投稿日時:2001/05/08 12:15  ---

かめさん、ストラッド店主さん、回答ありがとうございました。

全弦をはずさなくても大丈夫なのですね。購入したらチャレンジしようと思います。