弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:在庫チェロの問い合わせ
投稿者:トスカニーニ 投稿日時:2001/04/17 23:28 ---
ある楽器商にscarampellaのチェロを紹介されました。とても響きが良く
気に入っていますが、850万だそうです。USでは12万ドルもしています。
ところで、ストラッドさんの在庫にscarampellaがありますね。400万とは
安いと思って興味があるのですが、失礼ながら真贋のほどはどうなのでしょう。
音のほうはどうですか。遠方なもので簡単に行けないものですから宜しく。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2001/04/18 11:07 ---
こんにちは、トスカニーニさん。ストラッドの店員です。
実は今店主は今ヨーロッパに行っていまして本場の弦楽器を視察中です。ので
店員の私がお答えいたします。
scarampellaの真贋については客観的な資料を持ち合わせていないので答えられません。
ただ事実としてその名前のラベルが貼ってあるということですね。
店主曰く「ストラディバリ、ガルネリ・デルジェス以外の楽器の真贋を問うのは難しすぎる」といつも言っております。ストラディバリですら晩年は二人の息子が製作に手を貸しているので純粋な本物ではないと言っております。
当店のポリシーとしては楽器をあくまでも道具ととらえお客様の納得できる価格を提供しております。ラベルうんぬんよりも楽器の能力、作り、状態を最優先させております。
ラベルがどんなに立派でも能力、作り、状態などのレベルの低いものはそれなりの価格設定を行っております。
scarampellaもそれに基づき価格が決定されております。
音、作り、状態で納得価格だと考えております。
もし上京する機会がありましたら一度ご来店ください。それでは。
Q:割れについて
投稿者:Souko 投稿日時:2001/04/14 21:44 ---
楽器の割れについての質問です。
ビオラを下取りに出そうとおもっています。
オケのソロパートでも十分通用する楽器で、非常に良く鳴るしレスポンスがよくて
こちらの言うことを良く聞いてくれる楽器です。
でも、裏板にサウンドポストクラックがあって、魂柱の足のところにパッチがしてあります。
このため、これを下取りに出すとすると非常に価値が下がるらしいのです。
このような楽器は売れないに等しいといわれました。
本当ですか??
ラベルは、Champagnonだったかな、そんな感じのがはってあります。
それから、表板のf字孔から底にかけても大きなクラックがあってこれは修理してあるのですがこちらは音に関係ありますか?
楽器の価値にも関係ありますか??
宜しくお願いします。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/16 11:35 ---
いらっしゃいませ、Soukoさん。ストラッド店主です。
楽器の割れの事ですね。
裏板の魂柱の所の割れは正直言いまして、致命的です。
完璧に修理を行っても、割れる前の音色には戻りません。
楽器屋さんも非常に売りにくい楽器になります、お客様も割れを承知で買うとなれば、かなりの低価格じゃないとまず手を出さない楽器となりますので下取りの価値は下がってしまいますね。
こういう楽器は、割れを気にしない人が気に入って使ってもらうのが一番幸せなんじゃないでしょうか。
表板の割れは、完璧な修理を施せば元通りに直せます。音も元に戻るでしょう。
でも楽器の価値としては、やはり割れがない楽器より当然低くなってしまいます。
それでは!
投稿者:Souko 投稿日時:2001/04/16 15:39 ---
お返事ありがとうございました。そうですか、、、致命的なんですねえ。。
音としてはその辺の100万クラスの楽器よりずっとよいので下取りに出すことはやめます。
知人に譲るか私の2ndビオラとしておいておくことにします。
しかもこのビオラ、でかいのです。約17インチなんです。
普通より大きいのであまり買ってくれる人もいそうにありませんね・・。
それでは。また質問させていただきます。宜しくお願いします。
Q:上手な人が弾くと楽器が良く鳴る訳
投稿者:かおる 投稿日時:2001/04/13 12:17 ---
以前から疑問に思っていることがあります。
同じ楽器でも、上手な人に自分の楽器を貸してその人がちらっと音出しをした後に再び自分の楽器を弾くと、音がかなり鳴るように思います。
その人が”弾き込んだ”、という程ではなく、2,3分弾いただけでも楽器の状態が変わります。
それはどうしてなのでしょうか?
根柱が適切な位置に移動するのでしょうか?
PS.明日、Strad様に楽器を預けに行く予定で、大変楽しみです。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/13 14:56 ---
いらっしゃいませ!かおるさん。ストラッド店主です。
この間クラウディウさんが来た時調整から上がってきたばかりの楽器(ファーストレディー)を弾いていただいたんですが、引き終わった後ビックリするほど良くなっていました。
うまい人が弾くとその楽器の能力を最大限まで引き出すことになります。楽器の振動を最高の状態にするのです。今までちょっとしか鳴っていなかった楽器が全力を出すわけですね。
それによって楽器の状態が良くなるんじゃないかと考えております。
たとえ2,3分でも変わるでしょうね!
それでは、明日お待ちしておりますが。あいにく私は所用で立ち会えません。店員がお相手しますの、何でも言ってください。それでは!
投稿者:かおる 投稿日時:2001/04/13 18:57 ---
お返事、ありがとうございました。
・・・”楽器の調子”って一体なんなのでしょうね・・・
もし根柱だけの問題だったら、楽器の調整だけでも劇的に変わるはずなのに、と思います。
2,3分で裏板の性質が変わる訳でも無いですよね。
それに、しばらく自分が弾いてしまうと、また元の状態に戻ってしまいます。
つまり楽器の調子が”最高の状態”ではなくなってしまう訳です。
悲しいことに。
明日、Strad店主様にお会いできないのは残念ですが、それでも楽しみにさせていただきます。
Q:オールドバイオリンの寿命について
投稿者:だんご 投稿日時:2001/04/12 14:42 ---
はじめてメールします。
毎日ストラッドのページに立ち寄って、あちこち眺めて楽しんでいます。
とても楽しいHPですね。
今日は、以前から疑問に思っていた事について、質問させて下さい。
*オールドバイオリンには寿命があるのですか。
専門的なメンテナンスを頻繁に受けないと、入手したときの質を保てないのですか?
弾けば弾くほど鳴るということも聞くし、音が詰まってくるとも聞きます。
腕前の善し悪しなのか、取り扱いの善し悪しなのか。
*薄く削ってあるバイオリンは丈夫さにかけるということも聞きますが
それは本当ですか? また、何のために薄くけずるのですか?
*どんなバイオリンも調整によって、かなり音質・音量は変わるのですか?
*大ホールでのよく通る音と狭い部屋で美しく響く音があると聞きますが、
そちらで試奏させていただいても違いがわかるものでしょうか?
たくさん質問してすみません。
子供が習っているのですが、バイオリンは不可解で。 ???だらけです。
よろしくお願いします。
投稿者:かめ 投稿日時:2001/04/12 17:51 ---
*オールドバイオリンには寿命があるのですか。
だいたい、作られてから150年くらいたった楽器が一番良く鳴るといわれています。
これは、年月を経ることで木の中の含水率が下がっていき、木の繊維が結晶して強度的にも
一番強くなるからだといわれています。
*専門的なメンテナンスを頻繁に受けないと、入手したときの質を保てないのですか?
頻繁にという頻度がどのくらいかはわかりませんが、日本の場合、湿気が年間を通じて
かなり変化する土地柄なので、出来れば1年に2回は専門家に見ていただいた方が良いと
思います。こまめに見てもらうことで、重大なトラブルに巻き込まれる前に適切に処置が
出来ます。医療における早期発見早期治療と同じことですね。
*薄く削ってあるバイオリンは丈夫さにかけるということも聞きますが
それは本当ですか? また、何のために薄くけずるのですか?
バイオリンの駒にはかなりの圧力がかかっています。
もしも、適切な厚みがないバイオリンだと、圧力に耐えきれずに変形してしまったり
します。最悪の場合、表板が割れることもあるでしょう。
オールドの楽器の場合、板が薄いものもありますが、一つは木の含水率が下がり
木が収縮して薄くなったことが考えられます。この場合は、十分な強度を持ち合わせて
いるので心配ありません。もう一つは、200年も前に作られた楽器の場合、現在の
ように大音量をだす場面を想定して作られていないということと、当然ながら金属の
弦を張るなどということも考えられていなかったため、木の厚みがそれほど必要なかった
ということが考えられます。
では、なぜ新作の楽器で薄く削られる楽器があるかということですが、木は薄ければ
薄いほど振動しやすくなります。良く木が振動する板の薄い楽器は、弾き手にとっては
すごく音を出しているように聞こえるのです。しかし実際はいわゆる「側鳴り」という
状態の場合がほとんどです。それは、裏板が薄いことで表板の振動を吸収してしまい
音を跳ね返していないからです。楽器の裏板は、表板からの振動を受け止め、F字孔から
前に跳ね返してやる役割を果たしています。
*どんなバイオリンも調整によって、かなり音質・音量は変わるのですか?
間違いなく、調整によって音質・音量は変化します。しかし、「かなり」と表現されるほど
劇的な変化は期待しない方がよいでしょう。調整の技術が百パーセント発揮されるためには
未調整の楽器そのものの作りが良いものである必要があります。
*大ホールでのよく通る音と狭い部屋で美しく響く音があると聞きますが、
そちらで試奏させていただいても違いがわかるものでしょうか?
音に敏感な方ならば、ホールなどで弾かなくても、たとえば家庭の6畳間の中で1メートル
くらい離れて聞いただけでも違いがわかります。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/12 18:30 ---
いらっしゃいませ!だんごさん。ストラッド店主です。
>オールドバイオリンには寿命があるのですか
あるといわれています。しかし300年以上経ったストラディバリやデルジェスなどのオールドバイオリンは後100年くらいは十分使えるとおもいます。
型あるものいつかはなくなるので永遠に使えるというのはありえないですね。
>専門的なメンテナンスを頻繁に受けないと、入手したときの質を保てないのですか?
年に一度、健康診断を受けてもらえば十分だと思いますよ。
>弾けば弾くほど鳴るということも聞くし、音が詰まってくるとも聞きます。
いいバイオリンは弾けば弾くほど良くなります。悪くなる楽器はなんかしらの欠陥があると考えたほうがいいでしょう。良くあるパターンは弦などを交換しているうちに駒がネック側にお辞儀している楽器を良く見かけますが、これでは確かに音が詰まりますね。駒をきちっと立ててやればすぐに解消できます。
>腕前の善し悪しなのか、取り扱いの善し悪しなのか。
両方ですね。うまい人が弾くと良くなります。取り扱いに関してはいい方がもちろんいいです。
>薄く削ってあるバイオリンは丈夫さにかけるということも聞きますが
>それは本当ですか? また、何のために薄くけずるのですか?
薄い分だけ丈夫さに欠けます。
薄くけずるのは楽器を鳴らそうとするためです。同じ条件で、新作物とオールドの古いものと比べるとどうしても、オールドの方が良くなります。それで薄く削って鳴らそうとするのです。
>どんなバイオリンも調整によって、かなり音質・音量は変わるのですか?
音量は調整で変える事は可能ですが、音質というか音色はその楽器の個性みたいなものなので根本的なものは変えられないと考えております。
>大ホールでのよく通る音と狭い部屋で美しく響く音があると聞きますが、
>そちらで試奏させていただいても違いがわかるものでしょうか?
実は私は店主ではなく店主の代筆ををしている店員なのですが、バイオリン暦は半年くらいです
正直言って私はわかりませんが店主はわかるといっております。
またダヌーツさんやクラウディウさんもバイオリンをちょっと弾いただけで「これは大ホール向けだね!」などどいうので解るんだとおもいます。
解る人と解らない人がいるというのが正解みたいです。
それではまた遊びに来てください。
投稿者:だんご 投稿日時:2001/04/13 10:20 ---
かめさん ストラッド店主さん
早速のお答えありがとうございます。
とても詳しい説明をしてくださり、私にも納得できました。
長年の疑問が解消できたので、とてもうれしいです。
特に、薄いバイオリンについては、なにが、メリット・デメリットなのか
わからなかったので、助かりました。 デメリットが多いと解釈して
よろしいのですね。 ありがとうございました。
このまま、さらにお聞きしてよろしいでしょうか。
音量を大きくしたいという希望の調整は、何を変えるのですか?
うちの子どものバイオリンの音質は気に入っているのですが、大きなホールで
弾いたときの音量が頼りなくて、困っています。
我が家がおつきあいしている調整者さんは、そういう事には興味が無い?ようで
相談してもかわされてしまうので、不可能なリクエストなのかとあきらめていました。
おおまかな所要期間と費用を教えていただけると、助かります。
よろしくお願いします。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/13 14:36 ---
ストラッド店主です。
>音量を大きくしたいという希望の調整は、何を変えるのですか?
バイオリンは1本1本違いますのでその調整方法も1本1本違います。
この手の問題は見てみないと解らないっと言うのが正直な所です。
結果論なのでやってみても大きくなるか、変わらないか、余計悪くなる場合もあります。
いずれにしろパワーを大きくする調整は大掛かりになりますので
もし気になるようでしたら一度楽器をもってご来店ください。
投稿者:だんご 投稿日時:2001/04/13 15:20 ---
了解しました。
いろいろありがとうございました。
こんど、是非お店に立ち寄らせてください。
Q:ヴァイオリンの弓
投稿者:ふー 投稿日時:2001/04/13 02:08 ---
はじめまして。
これからヴァイオリンを習おうと思っています
来月あたりにヴァイオリンを買う予定で
ヴァイオリン本体に20万ぐらいの予算を考えていますが
弓はどの程度のものを買えばいいのかわかりません・・・
いろんな種類がありすぎて混乱しています。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/13 14:20 ---
こんにちは、ふーさん。ストラッド店主です。
そうですね!皆さんあまり弓にはお金をかけない傾向にありますが
予算が許すなら私は5万から10万位のレベルの弓が合うと思います。
楽器が20万なら、バランスがいいと思いますよ。
それでは!
Q:フレッチナーについて
投稿者:souko 投稿日時:2001/04/11 20:21 ---
はじめまして。非常に、素敵なHPで、見ているだけでわくわくしてしまいます。
ここですべきではない質問かもしれませんが・・・
先日友人にビオラをもらいました(!)。G. A. Pfretzschner のラベルがはってあります。
良く聞くPfretzschnerはG.Aではないので、これは果たしてドイツなのだろうかと怪しんでいます。
G.A.さんは昔の方なのでしょうか??
それからも一つ。よくラベルに、
faceとかfecitとか書いてあるのは、これはコピーという意味なんでしょうか?
時々、”名前 face in Milano” とかいうのがあるので、faceって顔とちゃうか
とおもってしまいます。
稚拙な質問ですが宜しくお願いします。
投稿者:かめ 投稿日時:2001/04/12 14:10 ---
>faceとかfecitとか書いてあるのは、これはコピーという意味なんでしょうか?
faceというのは、イタリア語で「作られた」という意味です。 英語では made
fecitというのは、ラテン語で「作られた」という意味です。 英語では has made
ちなみに、英語でmakeのイタリア語はfare
ラテン語はfacere
です。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/12 17:34 ---
いらっしゃいませ!souko さん。そしてかめさん。ストラッド店主です。
G. A. Pfretzschnerさんは間違いなくドイツの作者です。
1920年頃に仕事をした人だと本に書いてありました。
それと
>faceとかfecitとか書いてあるのは、・・・
は、かめさんの答えで完璧です。ありがとうかめさん。
それでは、また遊びに来てください。
投稿者:Souko 投稿日時:2001/04/12 20:58 ---
かめさん、店主さんありがとうございました。
またいろいろ聞きたいことがあるので遊びにきます。
Q:パプリングの保護について
投稿者:バイオリンマニア 投稿日時:2001/04/11 23:52 ---
少し技術的な質問をさせて下さい。
私はイタリアンオールドを持っていますが、裏板のパプリングの一部が
オリジナル(もとの)のパプリングを使ってではありますが、入れ直しがしてあります。
裏板側から見てボタンの左側、要するに弾いた時左手のひらが触れる部分の下側
のパプリングがそうした修理をしてあるのです。
長年の使用でパプリングに亀裂ができ、それを入れ直したものと考えられますが、
気になるのは、入れ直したパプリングの片端がほんのわずかですが
手を加えていない部分より盛り上がっておりわずかに段差がついていることです。
修理後相当な年月が経過しており、経年により若干の狂いが出たためにそうなったのか
はじめからそうした修理しかできなかったのか判然としません。
ただ上から押さえた感じでは、決してふかふかしているわけではないのでパプリング
が浮いて盛り上がったわけではないと思うのですが、楽器をからぶきする時でも布が
ひっかかりそうで非常に神経を使います。
また、ポジショニングの関係で手のひらが少し当たる可能性もあり、手の汗により
入れ直したパプリングが浮いてくるのではないかという危惧もあります。
そこでお聞きしたいのですが、こういった時どういった修理と言うかプロテクト
の方法があるでしょうか。当時(100年以上前と思われるが)としては最高
レベルの修理が施されていると判断できますので、できるだけ入れ直すようなことは
避けたいと思っています。
私が考え付くのは、該当するパプリング部分にコーティングニスを塗るか膠で固化
させておく程度しか思い付きませんが、実際にはこうした場合どのようなプロテクト
をかけることができるのでしょうか。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/12 17:29 ---
こんにちは、バイオリンマニアさん。ストラッド店主です。
この問題は難しいですね。
当店ではこの手の修理はやはり入れ直しになりますが、
お客様の方で入れ直しをしないで、ということになると
バイオリンマニアさんの考えついた方法以外あるかも知れないしないかも知れません。
いずれにしろこの手の問題は見てみないと良くわかりません。
一度信頼の置ける職人さんに見て貰うのが、一番確実な方法だと思います。
あまりお役に立てず申し訳ございません。
Q:Vigato Lauraについて教えてください
投稿者:Masa 投稿日時:2001/04/11 14:41 ---
先日、Vigato Lauraの新作チェロ(Pietro Guarneri Model)を弾く機会がありました。大変柔らかい良い音色でした。Vigato Lauraのお店では、BruxellesのGuillaumeの弓も扱っているとのことでした。Vigato LauraおよびGuillaumeについて教えてください。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/11 17:40 ---
こんにちは、Masa さん。ストラッド店主です。
Vigato Lauraさんですか、そうですね
1959年生まれの41歳です。
クレモナのバイオリン学校を卒業しております。
女性の製作者です。
レベル的には中堅の作家だと思います。
弓の方はちょっと調べないと解りませんので、また書きます。
投稿者:Masa 投稿日時:2001/04/12 12:34 ---
早速のコメントありがとうございます。
弓はかなり高価なもののようです。
なにか分かりましたらよろしくお願いいたします。
投稿者:かめ 投稿日時:2001/04/12 14:01 ---
Guillaumeというのは、フランスの弓の製作者ですね。
だいたいヴァイオリンの弓で5−60万位で手にはいるようです。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/12 17:19 ---
かめさん!登場ありがとうございます。ストラッド店主です。
Guillaumeさんは、ベルギー出身でフランスで修行をかさねた作者だということです。
楽器のレベルはかめさんがおっしゃった通りですね。
Q:Farotti or Farotto
投稿者:Anton 投稿日時:2001/04/04 18:44 ---
今日は、初めて質問させていただきます。
いま貴社の在庫商品のなかにCeleste Farotti のチェロがありますが、以前Celeste Farotto というのラベルの楽器を見たことがあります。また、maestronetのオークションの記録のなかにFarottiの楽器にFarottoの書いた鑑定書がついている、というのもみかけました。これは同一の作者なのでしょうか?それとも、同一ファミリーのなかの別人ですか?
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/05 14:56 ---
いらっしゃいませ、Antonさん。ストラッド店主です。
Celeste FarottiとFarotto は兄弟ですね。Farottiさんが11歳年上のお兄さんです。
弟さんの作った楽器の正確なラベルはFarotto Celestinoと書いてあるはずです。
鑑定書の件は弟さんが間違いなく兄の作った楽器ですよ!と言う事なのでしょうね。
それではまた遊びに来てください。
投稿者:Anton 投稿日時:2001/04/05 19:58 ---
ありがとうございました。
Q:バイオリンの弓
投稿者:akko 投稿日時:2001/04/16 00:03 ---
はじめまして。
いつも楽しくホームページを拝見させて頂いています。
バイオリンの弓を探しておりまして、予算は100万前後と考えています。
素人質問ですみませんが、old bowと新作のメリット、デメリットを教えていただけないでしょうか?
アマチュアですので、これから頻繁に買い換えるわけにもいきませんし・・・
どうぞ、アドバイスをお願いいたします。
投稿者:ストラッド店主 投稿日時:2001/04/16 11:43 ---
こんにちは、akkoさん。ストラッド店主です。
>old bowと新作のメリット、デメリットを教えていただけないでしょうか?
old bowに関してはそれがいいものであればデメリットは無いと私は考えております。
私はold bowが大好きなのですが、一言で言うと「あじ」がありますね。
新作の弓は、どうも「あじ」がないです。使ってても面白く感じないんですよ。
メリットとしては、値段が安いということにつきますね。
それといいものであれば将来的に「あじ」のあるold bowになっていくかもしれません。
とっても気が長い話ですが。
ご予算が100万前後なら私なら間違いなくold bowをお薦めいたします。
アドバイスになったでしょうか?それでは!
投稿者:akko 投稿日時:2001/04/18 00:58 ---
ストラッド店主様
弾き比べる時に「あじ」を気にしてみます。
ありがとうございました。
投稿者:さいちん 投稿日時:2001/04/18 01:00 ---
さいちんです。便乗質問させてください。
> ご予算が100万前後なら私なら間違いなくold bowをお薦めいたします。
私は今のところ弓に100万もかけるほど予算の余裕はなく、せいぜい30万くらいまでと
思っています(その前にヴァイオリンをグレードアップしたいので)。
この辺りの価格までですと新作弓の方がメリットあるでしょうか?
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2001/04/18 11:17 ---
さいちんさん。いらっしゃいませ。ストラッドの店員です。
店主は今はヨーロッパの空の下です。うらやましいですね。
>この辺りの価格までですと新作弓の方がメリットあるでしょうか?
弦楽器には必ず「好み」というのがついて回ります。当店の店主は古いものが好みなので、新しいものはあまり評価しません。それが正しいか間違っているかは問えませんね。
この価格帯ですと当店では古いものもも新作物もあります。
両方試せますので、ぜひ弾き比べをしてみてください。そうすればさいちんさん自ら答えがでるとおもいます。
ちなみにストラッド店主は圧倒的に古いものを支持しております。それでは!